原監督 坂本557日ぶり犠打は「100人いたら100人バントだと」 7回は「チョーさんにかけた」

[ 2023年4月2日 16:38 ]

セ・リーグ   巨人3―2中日 ( 2023年4月2日    東京D )

<巨・中>開幕カードを勝ち越し、ファンに手を振る原監督(撮影・藤山 由理) 
Photo By スポニチ

 3年ぶりのV奪回を目指す巨人は劇的な試合展開で中日に競り勝ち、11年連続の開幕カード勝ち越しを決めた。

 試合後、原辰徳監督(64)との一問一答は以下の通り。

 ――大勢が初登板。

 「今日はスタンバイできていたところで、8回に丸がね、1点を勝ち越してくれたっていうね。9回は同点でも(大勢で)いこうと思っていましたけど、非常にいい舞台のなか、いいスタートを切ってくれた」

 ――丸の一発。

 「なかなかヒットも出ていない状況でね、丸らしい、初球をね、積極的にいった。丸自身もチームも、私もちょっとホッとしている」

 ―長野がタイムリー。

 「見事なタイムリーでしたね。今日も6、7、8回で1点ずつ加えた。非常に粘り強い、いいゲームだったと思いますね」

 ――赤星は7回1失点。

 「尻上がりに良くなってきましたね。1球1球、少々自信を持ちながら投げている姿というのはね、昨年より成長したなと思います」

 ―開幕カード勝ち越し。

 「スタートは良かったと思います。いずれにしても接戦というなかでやっていますので、明後日以降もね、こういう接戦の中でしっかりと戦っていきたい」

 ―坂本がバント。

 「あれ、100人いたら何人くらいバントと思ったでしょうかね。僕は100人いたら100人バントだと思ったけどね。彼も一発目で決めたのがね。流れを出してくれた。その前の赤星のバントもね、一発で決められているのが良かったと思いますね」

 ――打線が束になって。

 「本当は1点、2点としたいけどね、相手も非常にいい投手ですしね。6、7、8でね。取れたのは大きいと思いますね」

 ――丸の状態は。

 「いいと思います。オープン戦からコンパクトなスイングのなかでね、まあ、いいバッターでもそういう打席はありますよ。明後日以降、いい精神状態で打席に入れると思いますけどね」

 ―長野は復帰1打席目で。

 「あそこは、チョーさんにかけたということですね」

 ――ベテランの力。

 「本人のなかではね、あまりベテランという意識は…非常に若々しいしね。ある意味、新鮮な形でまたジャイアンツのユニホームを着ているというふうに僕には見えています。まあ、しかし、キャリアとしてはね。非常にいいキャリアを持っている人がベンチにいるのは心強いですね」

 ―勢いがつく。

 「まだ3試合ですから勢いがつくかどうかはともかくとして、明後日以降もこういう、さっきも言ったように接戦の戦いになりますから、そこをどう戦っていくかということですね」

続きを表示

この記事のフォト

2023年4月2日のニュース