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槙原寛己氏 ロッテ・朗希のマメ原因は少ない球数か 指先はまだプロ仕様になりきっていない

[ 2022年7月2日 05:30 ]

パ・リーグ   ロッテ6―4楽天 ( 2022年7月1日    ZOZOマリン )

<ロ・楽>4回、ファンが「K」ボードを掲げる中、マウンドで指先を気にする佐々木朗(撮影・沢田 明徳)
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 【槙原寛己 視点】ローテーション投手でシーズン中にマメがつぶれるケースはそう多くはない。私はマメができにくい体質だったためか、20年間の現役生活でシーズン中はたった一度だけ。それでも、その試合は完投したから軽症だったということだろう。

 佐々木朗はユニホームに血がついていたから降板は妥当な判断だったと思う。ただ、切れ切れだっただけにもったいなかった。ZOZOマリン特有の風も吹いて、フォークの落ちは半端じゃなかった。真っすぐも伸び、どれだけ三振を取るのかと期待していた。

 あくまで推測だが、マメができてしまった原因の一つは佐々木朗が今季ローテーションに入りながらも球数を多く投げていないことではないか。投手は球数を投げれば投げるほど指先は固まって強靱(きょうじん)になる。プロ3年目、球数を抑えられている佐々木朗の指先はまだプロ仕様になりきっていない気がする。登板間隔を10日間近く空けて投げると肩も軽くて腕も振れる。とんでもない出力での投球になる。その分、指先への負担が大きくなっていたとも考えられる。

 4回の銀次の打席あたりからマメを気にして体はブレブレ。一度バランスが崩れると立て直しが難しい。今はマメのケアの方法も進んでいる。早い時期に復帰し、また素晴らしい投球を見せてほしい。(スポニチ本紙評論家)

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