広島・マクブルーム 来日初のサヨナラ弾で決着「アツイ!」 “熱く”なってきた!2位巨人と0・5差接近

[ 2022年7月2日 17:34 ]

セ・リーグ   広島2-0巨人 ( 2022年7月2日    マツダ )

<広・巨>9回、サヨナラ2ランを放ち、歓喜の輪に飛び込むマクブルーム(撮影・坂田 高浩)
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 広島のライアン・マクブルーム内野手(30)が、2日の巨人戦で、来日初のサヨナラ本塁打で決着をつけた。

 両軍無得点で迎えた9回、無死一塁だった。巨人3番手・平内の1ボールからの2球目。150キロの外角直球を振り抜くと、打球は右中間席へと消えていった。マクブルームは真っ赤に染まったマツダスタジアムのダイヤモンドを一周し、帰還するとナインの手荒い祝福で笑みを漏らした。

 お立ち台に呼ばれたヒーローは『グッジョブ!』とインタビュアーに振られ、「サンキュー、アツイ!」と一言。「キクが先頭で出てくれて、何か起こりそうな予感がしていた。自分がするか、坂倉がするか。チームメートを信じているので、任せようという気持ちで打席に入って、最高の結果になった」と喜んだ。

 マクブルームは前日1日の巨人戦で今季8度目の勝利打点を挙げて勝利に貢献。連日のお立ち台となった。喜ぶのはマク砲だけではない。これで、2位巨人とは0・5ゲーム差。3日にも2位に浮上する可能性が出てきただけに、佐々岡監督の表情にも気合いがみなぎる。

 この日の2軍戦では秋山が“カープ初適時打”もマーク。カープがアツくなってきた。

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