ヤクルト 4連勝で止まった…M点灯お預けに高津監督「勝ちたかったのが正直」

[ 2022年7月2日 05:30 ]

セ・リーグ   ヤクルト4―6DeNA ( 2022年7月1日    神宮 )

<ヤ・D>2回、ソトの2ランにベンチで渋い表情の高津監督 (撮影・白鳥 佳樹)
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 首位のヤクルトは競り負けて連勝が4でストップ。優勝マジック点灯はお預けとなった。高津監督は「流れは良くなかった。非常に難しかった。今永投手から5回までに4点取ったわけなので、勝ちたかったのが正直なところ」と振り返った。

 先発の高梨が2回までに3点を失ったが、12球団トップの21度の逆転勝ちを誇る強力打線が3回までに追いついた。だが6回以降は得点を奪えず、一度もリードできなかった。

 明るい材料もあった。高津監督が2軍監督時代に指導した明徳義塾出身の4年目右腕・市川が9回に4番手でプロ初登板。1点を失ったが、得意のけん制で一塁走者を刺す場面もあり、指揮官は「ここまで成長してくれたと思うと凄くうれしい。今日の経験を生かして、次また頑張ってほしい」と期待した。

 勝利と育成を両立して築き上げた高津ヤクルトの独走態勢に変わりはない。2日も史上最速での優勝マジック点灯に挑む。(青森 正宣)

 《2日DeNAに勝利でM53点灯》首位のヤクルトが、2位以下で唯一自力優勝の可能性を残すDeNAに敗れたため、最短マジック点灯日は2日に延びた。点灯の条件はヤクルトがDeNAに勝つことで、マジックナンバーは53が出る。

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2022年7月2日のニュース