日本ハム新庄ビッグボス「僕が打席なら4三振ですけどね。ハハハ」由伸KOの打線に「びっくりですよ」

[ 2022年7月2日 17:55 ]

パ・リーグ   日本ハム5―0オリックス ( 2022年7月2日    札幌D )

<日・オ>勝利にガッツポーズする新庄監督(撮影・高橋茂夫)
Photo By スポニチ

 日本ハムの上川畑大悟内野手(25)がオリックス戦(札幌D)の6回に代打で登場。初対戦の山本由伸から右翼線を破る貴重な2点タイムリー二塁打を放った。投げては先発の伊藤大海が完封勝利。チームを連勝に導きカード勝ち越しも決めた。

 伊藤が今季2度目の完封、代打・上川畑が2点タイムリーを放つなど難攻不落のオリックス山本由伸をKOしての完勝。試合後に新庄剛志監督(50)は「これだけのファンのみんなが球場に足を運んでくれると、やっぱ気持ちいいし、選手もさらに気合が入って面白い試合を見せたいという気持ちが強くなると思うので、もっともっと来てもらいたいですね」と本拠地での会心の勝利に笑顔を見せた。

 新庄監督との一問一答は以下の通り。

 ――伊藤が好投。

 「四球が?4つか。ちょっと四球が最初の方出てて大丈夫かなと思いながらも、気づいたら9回まで来ているという。上沢くんにしても、気づいたらもうこの回まで来ているんだっていう投手はいい投手ですよね。テンポがよかったですね。テンポがいいと打線もつながってくるんですよ。で、今日早めにレイ、ヌニエスがタイミング合ってなかったので、早めに上川畑君に走者たまるからいくぞってことを言ってて、期待に応えてくれた」

 ――山本から5点。

 「ね。なかなか点数が取れないと思っていたから、早く一、三塁というのをつくりたくてつくりたくて。びっくりですよ。よく打ちますよね。僕が打席なら4三振ですけどね。ハハハ。そんな悪くなかったと思うんですよ、山本君。切れ自体は。よく芯で捉えるなと思ったと思いますよ」

 ――代打は上川畑と。
 
 「だけ。(ほかの選択肢は?)なし。(理由?)右上のこのへんに『上川畑君』って出てきたから。すぐに金子コーチに上川畑君用意してって。打席終わった瞬間ね、ヌニエスが。上川畑君だけ」

 ――スタメンから外したのは。

 「硬いし、足の状態とかも。もう上げる前から、上げたら、骨折してたから、ちょっと硬い球場の時は。本人にも言っていたので。成績どうこうじゃなくてゆっくり徐々に徐々にということは言っていた。こういう時に代打でね、休ませても代打で使えるということが今日分かったし、こういう選手を増やしたいですね。
今度は松本君を近いうちに休ませて、代打。今日も言ったんですよね。したら「イヤです」みたいな。体は全然大丈夫、オレに任せてって。その気持ちも大事ですね」

 ――上川畑の打撃の良いところ。

 「思い切りがいいですよね。ちょっとチェンジアップに苦労していたんですけど、1本チェンジアップをレフト方向に打ってから、そっからまた良くなってきましたね。全員とにかくストライクゾーンに来たボールを打ちに行って欲しいんですよ。打ちに行って止まる、打ちに行って止まる。上川畑君…言いづらいわ…打ちに行って止まってくれるタイプなんですよ。ああいうふうになってほしいね。初球からガンガン打ちに行って止まる癖を付けたいですね」

 ――野村も打球の方向がいい。

 「欲を言えば…いや、欲を言うのはやめておこう。更にレベルアップするのであれば、こっち方向に入り出すとかなりレベルアップする。それはちょっとした打ち方の問題。今シーズン終わって、それをちょっと教えたいなと思う。それをちょっと教えたいなと思う。だいたいフェンス手前の打球が多いでしょ?右の方。一つのポイントだけなんですよ。それができたら、どーんといきなりいい成績というか全てにおいてレベルアップすると思うので下半身の使い方ですよね」

 ――昨日、今日と素晴らしい勝ち方。

 「勝ったゲームはいつも素晴らしい。負けたゲームは全て素晴らしくない」

続きを表示

この記事のフォト

2022年7月2日のニュース