大谷翔平 メジャー通算500試合目の節目で豪快18号ソロ 腰の不安払拭も…エ軍は大敗で借金5

[ 2022年7月2日 11:56 ]

ア・リーグ   エンゼルス1―8アストロズ ( 2022年7月1日    ヒューストン )

<アストロズ・エンゼルス>初回、大谷は右越えにソロ本塁打を放つ(撮影・篠原岳夫)
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 エンゼルスの大谷翔平投手(27)は1日(日本時間2日)、敵地ミニッツメイド・パークでのアストロズ戦に「3番・DH」でスタメン出場。第1打席で右翼2階席へ18号ソロをマークし、3打数1安打1打点としたが、チームは1―8と大敗し、借金は5となった。

 メジャー通算500試合目出場の節目の試合。まずは一振りで試合を動かした。初回2死、フルカウントからハビエルが投じたスライダーを完ぺきに捉え、右翼2階席へと飛び込む18号本塁打。飛距離394フィート(約120メートル)、速度105.7キロ(約170キロ)、角度は36度と完璧な豪快弾。6月28日(同29日)のホワイトソックス戦以来となる2試合ぶりの本塁打でチームに先制点をもたらした。

 4回1死走者なしの第2打席は三ゴロ、7回1死走者なしの第3打席は遊ゴロだった。

 不安を結果と内容で払拭してみせた。投打同時出場となった6月29日(同30日)ホワイトソックス戦。6回の打席でフルスイングした際に腰を気にする様子を見せた。しかし試合後には「大丈夫です。明日、休みなので切り替えて明後日、頑張りたいと思います」と問題がないことを強調。試合がなかった30日(同7月1日)を経て、言葉を証明した。

 球宴ファン投票で、大谷の最大のライバルとなるアルバレス(アストロズ)はこの日エンゼルス戦を欠場。「直接対決」とはならなかった。アルバレスは6月29日(日本時間30日)の守備で内野手と激突。脳振とうを起こし、2―1で快勝した30日(同7月1日)のヤンキース戦も欠場していた。負傷者リスト(IL)入りの可能性もあるという。

 通算打撃成績は76試合の出場で286打数76安打、打率・266、18本塁打、50打点、8盗塁となっている。

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