巨人・平内 1死も取れず、0―0からサヨナラ2ラン被弾 わずか6球で敗戦投手に

[ 2022年7月2日 17:17 ]

セ・リーグ   巨人0―2広島 ( 2022年7月2日    マツダ )

<広・巨>9回、マクブルーム(右奥)にサヨナラ2ランを浴び、ボウ然とする平内(撮影・坂田 高浩)
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 巨人の2年目右腕、平内龍太投手(23)が広島戦(マツダ)で0―0の9回に3番手として登板。1死も取れず、相手主砲・マクブルームにサヨナラ2ランを浴びてプロ3敗目を喫した。

 前回登板で3回までに7失点したエース菅野が7回5安打無失点と好投。だが、打線が援護できなかった。相手先発右腕・森下の前に5回まで散発2安打に抑えられ、6回1死から吉川が右中間フェンス直撃の三塁打で出た絶好の先制機も、丸の投ゴロに飛び出した吉川が三本間に挟まれ憤死。0―0のまま突入した8回には菅野に代打を出して点を取りにいき、1死満塁としたが、丸が一ゴロ、ウォーカーが空振り三振に倒れ、森下の前にこの回も無得点に終わった。

 そして、0―0のまま迎えた9回だった。平内は先頭の菊池涼に4球目カットボールを左前打されると、続く主砲マクブルームには1ボールからの2球目、外角高めへの147キロ直球を右中間スタンドへ叩きこまれた。マクブルームは2戦連発、来日初のサヨナラ弾となる9号2ラン。平内は1死も取れず、わずか6球で敗戦投手となった。

 これで巨人は最大11あった貯金を吐き出して今季初の勝率5割となり、3位・広島とは0・5ゲーム差。あす3日も直接対決に敗れると、5月16日以来の3位に転落する。また、首位ヤクルトがこの後ナイターで行われるDeNA戦(神宮)に勝つと、巨人とのゲーム差は今季初の13・5ゲームと開き、ヤクルトに優勝マジック53が初点灯する。

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2022年7月2日のニュース