巨人 11もあったのに…ついに今季初の貯金ゼロ あすにも3位転落 菅野7回零封も打線が12三振

[ 2022年7月2日 16:57 ]

セ・リーグ   巨人0―2広島 ( 2022年7月2日    マツダ )

<広・巨>9回、マクブルームにサヨナラ2ランを浴び引き揚げる平内。奥は喜び合う広島ナイン(撮影・河野 光希)
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 巨人は敵地で広島に連敗を喫し、トータル3連敗。最大11あった貯金を吐き出し、今季初の勝率5割となった。3位・広島とは0・5ゲーム差。あす3日も直接対決に敗れると、5月16日以来の3位に転落する。

 前回登板で3回までに7失点したエース菅野が7回5安打無失点と好投。だが、打線が援護できなかった。相手先発右腕・森下の前に5回まで散発2安打に抑えられ、6回1死から吉川が右中間フェンス直撃の三塁打で出た絶好の先制機も、丸の投ゴロに飛び出した吉川が三本間に挟まれ憤死。0―0のまま突入した8回には菅野に代打を出して点を取りにいき、1死満塁としたが、丸が一ゴロ、ウォーカーが空振り三振に倒れ、森下の前にこの回も無得点に終わった。

 そして迎えた9回、この回から登板した3番手右腕・平内が先頭の菊池涼に左前打されると、続く主砲マクブルームに右中間へサヨナラ2ランを叩き込まれた。

 巨人のサヨナラ負けは今季2度目で、零敗は今季5度目。首位ヤクルトがこの後ナイターで行われるDeNA戦(神宮)に勝つと、巨人とのゲーム差は今季初の13・5ゲームと開き、ヤクルトに優勝マジック53が初点灯する。

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