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ヤクルト劇的M灯!延長10回「プロ初」塩見サヨナラ打で史上最速マジック「53」!セ界3年ぶり貯金独占

[ 2022年7月2日 21:08 ]

セ・リーグ   ヤクルト2―1DeNA ( 2022年7月2日    神宮 )

<ヤ・D>10回、サヨナラ打を放った塩見(中央)を手荒く祝福する村上(左)らヤクルトナイン(撮影・沢田 明徳)
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 試合前にセ・リーグの貯金独占となったヤクルトは2日、神宮でDeNAと対戦。0―0の7回に先発サイスニードが先頭・大田に先制ソロを被弾。しかし、8回に塩見が同点打を放つと、延長10回に再び塩見がサヨナラ内野安打で勝利した。執念の逆転勝利でついに今季初、そして2シーズン制を除いたパ・リーグの1965年7月6日の南海を上回りプロ野球史上最速となる7月2日にマジック「53」を点灯させた。ちなみにセ・リーグ最速点灯日は2003年7月8日にマジック49を灯した阪神。

 試合後、珍しく興奮気味の塩見は「(サヨナラ打はプロに入って)初めてです。家族のようなチームです。毎日毎日ロッカーに行くのが楽しみです」と神宮でヤクルト愛を叫んだ。

 延長10回だった。1死満塁の場面で打席には8回に同点打を放っていた塩見。相手3番手・伊勢の5球目150キロストレートを叩きつけた。打球は大きなバウンドで三塁方向に。三走・内山壮がその間にヘッドスライディングでサヨナラの生還を決めた

 0―1の8回に最大のチャンスが訪れた。先頭の中村が遊ゴロに倒れた後、オスナが内野安打、長岡が右前打で1死一、二塁とすると高津監督が動いた。代打・青木。その青木は相手先発・浜口の真ん中高めのストレートを打ち上げ遊飛に倒れると悔しそうな表情を見せた。しかし、ここで終わらないのが今年のヤクルトだ。2死一、二塁で1番・塩見が浜口のちょうど100球目となる145キロ内角やや低めのストレートを中前にはじき返す。ついに欲しかった1点目を奪い、塩見は一塁ベース上でガッツポーズ。土壇場で試合を振り出しに戻した。

 高津監督は同点の9回、マウンドには守護神マクガフを送った。先頭のランナーを出すも無失点で抑えたマクガフ。執念采配で山田、村上と続く9回に攻撃に託したが山田は三邪飛、村上は三振に倒れ0点に終わり延長戦に突入した。

 ホームが遠かった。両軍、安打を放つも併殺でチャンスをつぶす似たような展開。サイスニードと相手先発・浜口の我慢比べが続く中、試合が動いたのは7回だった。

 ここまでゼロを重ねてきたサイスニードが、この回先頭の大田に84球目となる真ん中やや高めに入った132キロのスライダーを左翼スタンドに運ばれた。我慢比べの均衡を破られる先制被弾。サイスニードはマウンド上で悔しそうな表情を浮かべた。

 <セ・リーグの貯金独占>2019年7月の巨人以来3年ぶり。また、巨人が2桁貯金を使い果たしたのは2006年と21年に続いて3度目で、2年連続で2桁貯金を使い果たしたのは1リーグ制時代の阪神以来2度目で2リーグ制後、初となった。

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