大谷翔平 右翼2階席への豪快先制18号ソロ!腰の不安一振りで払拭

[ 2022年7月2日 09:17 ]

ア・リーグ   エンゼルス―アストロズ ( 2022年7月1日    ヒューストン )

<アストロズ・エンゼルス>初回、大谷は右越えにソロ本塁打を放つ(撮影・篠原岳夫)
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 エンゼルスの大谷翔平投手(27)は1日(日本時間2日)、敵地ミニッツメイド・パークでのアストロズ戦に「3番・DH」でスタメン出場。初回2死からの第1打席で、2試合ぶりとなる18号ソロ本塁打を放った。

 メジャー通算500試合目出場の節目の試合。初回2死、フルカウントから、ア軍先発・ハビエルが投じたスライダーを完ぺきに捉えると、打球は右翼2階席へと弾け飛んだ。飛距離394フィート(約120メートル)、速度105.7キロ(約170キロ)。そして角度は36度と完璧な弾道。6月28日(同29日)のホワイトソックス戦以来となる2試合ぶりの本塁打でチームに先制点をもたらした。

 投打同時出場となったの6月29日(同30日)ホワイトソックス戦。6回の打席でフルスイングした際に腰を気にする様子を見せたが「大丈夫です。明日、休みなので切り替えて明後日、頑張りたいと思います」と問題がないことを強調。試合がなかった30日(同7月1日)を経て、言葉を証明してみせた。

 この日の試合前、出場停止処分中のネビン監督代行に代わり指揮を執るモンゴメリーベンチコーチも「私が知る限り、彼は元気だ。いつものように元気な姿を見てほしい」と話していた。チームの期待に応える貴重な先制弾だった。

 大谷は29日の試合に「3番・投手兼DH」で出場し、5回2/3を投げ、5安打無失点11奪三振で7勝目をマーク。打撃は3打数無安打1四球だった。この日の試合前まで、75試合の出場で283打数75安打、打率・265、17本塁打、49打点、8盗塁となっている。

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