ヤクルト 両リーグ最速優勝決定日「9月8日」更新なるか 史上最速M灯で現状最短は8月12日

[ 2022年7月2日 22:50 ]

セ・リーグ   ヤクルト2X―1DeNA ( 2022年7月2日    神宮 )

<ヤ・D>マジック53点灯をつば九郎と喜ぶ塩見(撮影・村上 大輔)
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 ヤクルトは2日、1―1の延長10回に塩見がサヨナラ内野安打を放ち劇的な勝利。今季の強さを象徴するような逆転勝利でついに今季初、そして“プロ野球史上最速”となる7月2日にマジック「53」を点灯させた。これまでのセ・リーグ最速は7月8日にマジック49を点灯させた2003年の阪神だった。

 1965年南海の「7月6日」を抜く2リーグ制以降最速のマジック点灯を果たした。球団でも01年8月16日の最速点灯を大幅に更新。2位以下で唯一、自力優勝の可能性が残っていたDeNAが残り71試合に全勝すると104勝39敗の勝率・727。ヤクルトが残り67試合のうちDeNA戦を除いた53試合に全勝すれば104勝38敗1分けの勝率・732となりDeNAを上回るため。なお、マジックの対象はDeNAと広島となり、最短での優勝決定は8月12日。過去の両リーグ最速優勝は90年巨人の9月8日だが、ヤクルトは塗り替えることができるか。

 またヤクルトは2日、2019年7月の巨人以来3年ぶりとなるセ・リーグの貯金を独占。巨人は最大11あった貯金がなくなった。巨人が2桁貯金を使い果たしたのは2006年と21年に続いて3度目で、2年連続で2桁貯金を使い果たしたのは1リーグ制時代の阪神以来2度目で2リーグ制後、初となった。

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