巨人 2度の満塁機生かせず9残塁…2日にも最大11の貯金消える

[ 2022年7月2日 05:30 ]

セ・リーグ   巨人3―5広島 ( 2022年7月1日    マツダ )

<広・巨>8回の攻撃を終え、選手交代を告げる原監督(撮影・河野 光希)
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 4月28日に最大11あった貯金は1に減った。巨人打線は6、8回と満塁機を築いたが決定打が出ず、9残塁。マツダスタジアムで広島・大瀬良に9連敗を喫した原監督は「なかなか乗り切れないね。あと一本というところ。何とか打線ってつながらないとね」と悔しさをにじませた。

 先発したシューメーカーは4回2/3を7安打5失点でKOされ「2死からの失点で粘り切れなかったところがもったいなかった」。失点は全て2死からで、詰めが甘かった。これで先発陣は8試合連続でクオリティースタート(6回以上、自責3以下)をクリアできていない。桑田投手チーフコーチは「工夫しながら夏場をうまく乗り越えていかないといけない」と指摘。

 2日も敗れれば勝率5割となり、セ・リーグの貯金はヤクルトの独占となる。12・5ゲーム差を詰めるためには、先発投手が試合をつくり、先行逃げ切りの試合を増やしていくしかない。(川島 毅洋)

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2022年7月2日のニュース