巨人・桑田コーチ 菅野の初回からセットポジションでの投球は本人が「しっくりきたということなので」

[ 2022年7月2日 17:38 ]

セ・リーグ   巨人0―2広島 ( 2022年7月2日    マツダ )

<広・巨>2回、汗をぬぐう先発・菅野(撮影・坂田 高浩)
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 巨人は敵地で広島に連敗を喫し、トータル3連敗。最大11あった貯金を吐き出し、今季初の勝率5割となった。3位・広島とは0・5ゲーム差。あす3日も直接対決に敗れると、5月16日以来の3位に転落する。

 前回登板で3回までに7失点したエース菅野が7回5安打無失点と好投したが、打線が援護できず、12三振を喫して無得点。0―0のまま迎えた9回、3番手右腕・平内が1死も取れずにマクブルームにサヨナラ2ランを喫した。巨人のサヨナラ負けは今季2度目で、零敗は今季5度目。首位ヤクルトがこの後ナイターで行われるDeNA戦(神宮)に勝つと、巨人とのゲーム差は今季初の13・5ゲームと開き、ヤクルトに優勝マジック53が初点灯する。

 巨人・桑田真澄投手チーフコーチ(54)との一問一答は以下の通り。

 ――菅野は素晴らしい投球

 「良かったよね。ゲームをつくりながらチームを勝利に導きながら、相手エース森下くんと戦いながらね。本当にいいピッチングしてくれたと思います」

 ――初回から全てセットポジション

 「本人がブルペンでセットの方が、こう、タイミング合うというか、しっくりきたということなので、それはそれで良かったと思います。何試合か前も、セットの方がタイミング合うのならセットで入っても別にいいんだよ、と話をしていたので、それを初回から取り入れたということですね」

 ――ボール自体、今日は何が良かった

 「菅野といえば150キロ以上のストレートというイメージあるかもしれないですけど、投手の目的は打者を抑えることだからスピードが全てじゃないという話はしているのでね。緩急を使いながらストレートをしっかり投げながら、得意のスライダーとかそういうものを織り交ぜていく。で、打者を抑えていくことが大事だよと話をしているので、本当にいいピッチングをしてくれたと思います」

 ――中7日で登板だったが、次は

 「中7日でいこうと思っています。そうすると(球宴まで)あと2回ですね。しっかり投げてくれると思います」

 ―9回に平内。延長を見据えてか

 「そうですね。平内もここのところいいボールを投げているので、今日はやられましたけど、また次頑張ってくれると思います」

 ――明日は堀田が先発

 「若さを前面に出して投げてもらいたいと思います」

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2022年7月2日のニュース