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ロッテ捕手争いが楽しみ!朗希の女房役・松川も凄いが、佐藤都の成長力も凄い

[ 2022年5月24日 08:45 ]

楽しみなロッテの捕手争い。松川虎生(左)と佐藤都志也
Photo By スポニチ

 ロッテ・佐々木朗希が完全試合を達成したことで、高卒ルーキーながら女房役を務めている松川虎生捕手の存在は、多くの人から注目されるようになった。

 この春まで高校生だったのに、見たこともないはずの150キロのフォークを軽々とキャッチする。しかも、強肩でワンバウンドを止めるブロッキングもとてもうまい。

 佐々木朗だけでなく、石川、美馬といったベテラン投手も、そのリードを絶賛する。

 そんな中で、ロッテにいるもう一人の捕手も着実に実力を磨いている。佐々木朗の同期入団となる3年目・佐藤都志也だ。東洋大時代には、大学日本代表で4番も打った強打が武器だが、課題は守備力だった。

 以前、聞いたことがある。日本ハムでコーチをしていたときの現オリックス・中嶋聡監督が「(捕手の中で)一番大事なのはキャッチング」と話していた。「しっかりと捕ることができるから、しっかりとしたスローイングもできる」。つまり、強肩でもキャッチングがヘタならば、いい球を投げることができないというわけだ。

 佐藤都はキャッチングが大きく向上したことで、スローイングも同時に安定した。昨季のスタメンマスクは22試合だったが、今季は交流戦前までに早くも17試合となっている。

 打撃を生かして一塁でスタメン出場しても、途中から捕手のポジションに就く機会も増えた。試合中に一塁から捕手のポジションに交代するシーンなんて、プロの世界ではあまりお目に掛かることは少ないが、そんなことができる貴重な存在なのだ。

 そんな難しい役回りにも、佐藤都は「それも経験だし、ひと段階超えていったら、今度は正捕手に近づけると思う。本当にいい経験をさせてもらっている」と前向きだ。

 チームのためならば、何でもやるという覚悟と、捕手への強いこだわりが伺える言葉だった。

 18歳ながら完成度が高い松川と、年上の24歳ながら、荒削りだった守備面が大きく成長している佐藤都。この二人の競争は今後も長く続きそうだ。3年後、5年後はどうなっているのか。ファンの方々にも注目してもらいたい。(記者コラム・横市 勇)

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