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広島・佐々岡監督 鬼門突破へ宣言「自信を持って戦えば必ず結果が出る。今年は違う」

[ 2022年5月24日 05:30 ]

<広・中>22日、中日に3連勝しファンにあいさつする佐々岡監督(右)
Photo By スポニチ

 「日本生命セ・パ交流戦」が24日に開幕し、広島は本拠地・マツダでロッテを迎え撃つ。ペナントレースの行方を左右する大事な18試合。通算152勝205敗15分けと大きく負け越す鬼門ながら、佐々岡真司監督(54)はリーグトップの先発防御率とチーム打率をバックに「自信を持って戦えば必ず結果が出る。今年は違う」と“苦手克服”を宣言した。

 今年も鬼門の対戦が巡ってきた。チームの命運を握るパ・リーグとの18試合。新型コロナウイルス陽性者が続出した影響で3勝12敗3分けと負け越し、最下位に沈んだ昨季もしかり。過去、何度も痛い目に遭った。通算勝率・426は12球団で11位(12位はDeNA=勝率・410)。それでも…と佐々岡監督は強調する。

 「苦手にする交流戦だけど、今年は違うんだ…と。変に意識せずリーグ戦と同じ気持ちで戦えば、選手全員が自信を持って戦えば必ず結果が出ると思う」

 決してハッタリではなく根拠がある。真っ先に挙げられるのは先発陣の充実ぶりだ。防御率2・65はリーグトップで、12球団でもロッテ(2・29)に次ぐ2位。今季先発した投手7人は12球団で最も少なく(最多は日本ハムの13人)、いかにハイレベルで安定しているかが分かる。

 つながる打線も強調材料だ。チーム本塁打24本こそリーグ最下位ながら、チーム打率・261はリーグトップで12球団でもソフトバンク(・264)に次ぐ2位。得点も12球団で唯一大台超えの202点を誇る。一発はなくても、つないで点を取る。指揮官は言う。

 「パの投手はパワーでどんどん押してくるイメージ。オリックスの山本ら一流と当たると思う。でも、セ・リーグもパワー投手が増え、150キロは普通。その中でつないで1点を取ってきた。先発がしっかり試合をつくってくれているので、自信を持って戦える」

 敵地で使うDHについては松山、長野らが候補ながら固定せず、相手投手によって柔軟に対応する構え。広い球場で足を使いたい場合は、俊足選手の起用も検討するという。

 「ここまで良い戦いができている。カードの初戦を取り、最低でも勝率5割。そこから貯金ができれば」

 苦手克服へ、自慢の先発陣がまずは試合をつくり、セ界の速球投手を攻略してきた“つなぐカープ野球”をパの6球団にも見せつける。今季こそ――。(江尾 卓也)

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