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阪神・佐藤輝 朗希よ待ってろ!24日から交流戦、各球団エース級と対戦「楽しみ」借金12からの反攻期す

[ 2022年5月24日 05:30 ]

昨年5月27日、ロッテ戦で佐々木朗から適時打を放った阪神・佐藤輝
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 24日に「日本生命セ・パ交流戦」が開幕し、セ・リーグ最下位の阪神は本拠地・甲子園でパ・リーグ首位の楽天を迎え撃つ。昨季交流戦で6本塁打の佐藤輝明内野手(23)は日程の巡り合わせで各球団のエース級と対戦する可能性が高いことを「楽しみ」と歓迎した。特に27日のロッテ戦では4月に完全試合を達成した佐々木朗と激突。難敵打倒による借金12からの反攻を期した。

 佐藤輝は、虎党とメディアの関心を心得ている。「対戦したい投手?佐々木朗希って言わせたいんでしょ?」。日本球界で最もホットな投手の名前を自ら口にした。2カード目で迎えるロッテ3連戦(ZOZOマリン)の初戦27日に激突することが濃厚だ。

 甲子園で初対戦した昨年は初打席で152キロをはじき返した。この左前適時打を含む2打数1安打で、3学年年長の面目を保った。しかし、「令和の怪物」はこの1年で劇的に変化。最速164キロの直球とフォークを武器にリーグトップタイの5勝を挙げ、4月10日のオリックス戦では完全試合を達成した。

 成長はこちらも同じだ。主軸として打率・288、10本塁打、24打点は目下の猛虎3冠(打点は大山とタイ)。球種別の成績でも直球への強さが表れる。打率・241(79打数19安打)ながら、全アーチの半数5本が、ストレートを打ったものだ。佐々木朗の160キロを放り込む可能性はある。

 「今年(の佐々木朗は去年と)は全然違うと思うので。そういう投手からも打てないと勝てない」

 もちろん、交流戦の敵は佐々木朗だけではない。24日は日米通算185勝の楽天・田中将と対戦。今季も4勝、防御率1・89と抜群の安定感を誇る難敵に「いや~もう、大投手です」と敬意を寄せ、昨季1本塁打は過去のものとした。

 6月3日からの日本ハム戦では昨夏東京五輪金メダルに貢献して今季5勝の伊藤、同7日からのソフトバンク戦は11日の西武戦で無安打無得点試合を達成した東浜、同10日からのオリックス戦は昨季投手5冠の山本らの登板が予想される。豪華な顔ぶれと毎カードのように激突する難局。巨人・菅野、広島・森下、中日・大野雄ら、セの好投手からアーチをかけてきた今なら、恐るるに足らず、だ。

 「各チームのエース級と対戦できるのは、楽しみですね」

 昨季は新人では58年長嶋茂雄以来の1試合3発(5月28日の西武戦)など打率・296、6本塁打の好成績を収め、交流戦2位の原動力になった。同じように勝利に導けば、借金12からの逆襲が現実味を帯びてくる。(倉世古 洋平)

 《21年は佐藤輝に軍配》▽昨季の佐藤輝VS佐々木朗 5月27日に甲子園で対戦。初打席の2回無死一、三塁では全球直球勝負で、4球目の152キロを捉えて三遊間を破る同点左前打。3回2死一塁は中飛、5回2死二塁では申告敬遠で勝負を避けられた。佐々木朗は5回4失点で降板も、6回表にロッテ打線が逆転。阪神はプロ初勝利を献上した。

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