交流戦も“二刀流”で 阪神・西純が打席もマウンドも全力宣言「嫌らしいことをしたりできたら」

[ 2022年5月24日 05:30 ]

<阪神練習>リラックスした表情で練習に臨む西純(撮影・北條 貴史)
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 交流戦も“二刀流”で躍動を――。25日の楽天戦に先発予定の阪神・西純は投打でパ・リーグ首位に立つ強豪に挑む決意を明かした。

 「自分のやることは一緒なので、試合ではやることをちゃんとできるように準備したい。(交流戦は)楽しみですけど、あまり考えすぎないように…というだけです」

 2勝を挙げている余裕か、進化への手応えか…。20歳から肩の力は抜けていた。前回18日のヤクルト戦は8番に入ってプロ初本塁打&初完投。今回25日も本拠地戦で打席に立ち、「簡単にアウトはあげないように、ちょっと嫌らしいことをしたりできたら」と意気込んだ。

 マウンドでは被弾0を誓う。「そろそろなくしたい」。過去3試合で計4本塁打を浴びているだけに注意点に挙げる一方、適時打は1本も打たれておらず「ピンチの場面では粘れている」と手応えもある。昨季は6月6日のソフトバンク戦で3回3失点でプロ初黒星。1年前とは別人の投球を見せるつもりだ。

 「1軍の雰囲気や試合の雰囲気に慣れてきたんで、自分のできることが増えている」。伸び盛りの背番号15をさらに刺激する3週間となりそうだ。(遠藤 礼)

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