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関東王者の明秀学園日立は2度目のセンバツ切符 石川ケニー主将「全員で日本一を目指す」

[ 2022年1月28日 15:21 ]

チームをけん引する茨城・明秀学園日立の石川ケニー主将(左)(撮影・柳内 遼平)
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 明秀学園日立(茨城)は昨秋の関東大会で初優勝を果たし、4年ぶり2度目のセンバツ出場につなげた。昨秋の公式戦は9試合で68得点を挙げた攻撃力に定評があったが、冬の練習期間で投手陣が大きく成長を遂げた。

 最速142キロを誇るエース・猪俣駿太(2年)は昨秋の関東大会、明治神宮大会の全試合で先発登板した大黒柱だ。1メートル84の85キロの体躯を持つ長身右腕はギアを使い分ける直球とカットボール、フォークなど多彩な変化球をコーナーに集める投球で白星を積み重ねた。この冬は体のケアと体づくりに励み「自分の粘り強さを見せたい」と初の甲子園の舞台へ意気込んだ。

 ハワイ・オアフ島生まれの石川ケニー主将(2年)はプロ注目の最速140キロ左腕だ。昨秋は左肘頭の疲労骨折の影響で主に外野手として出場したが、センバツまでに投手復帰を目指し「今は回復してきている。全員で日本一を目指していきたい」と力を込めた。明秀学園日立が18年センバツに出場した際は、4学年上の兄・シェインさんが記録員としてベンチ入り。今春センバツに出場となれば、兄に続いて聖地を経験する。

 最速140キロ右腕・岡部真之祐(2年)も成長著しい。スピンの効いた直球の威力はチーム内屈指で「背番号1を取ってチームを引っ張っていきたい」と力を込める。

 データのない「秘密兵器」も相手校にとっては脅威だろう。最速142キロ右腕・近藤悠人(1年)は宮城仙北ボーイズでプレーした中学時代に甲子園優勝経験のある複数の名門校など40校以上からオファーが届いた大器だ。入学以来、徹底したランメニューで体を鍛え、変化球の制球力アップを果たし「頑張っている姿を地元の方にテレビで見てもらいたい」とセンバツでのベンチ入りを狙う。

 2度目の甲子園出場となる明秀学園日立。18年のセンバツでは初出場ながら、3回戦進出を果たした。関東を制した打撃力と成長を遂げた投手陣が力を発揮すれば、上位進出が狙える。

 ▽明秀学園日立 1925(大正14)年に助川裁縫女学校として創立。48年に日立女子、96年から現校名で男女共学となった。野球部は96年に創部。光星学院で甲子園通算8勝を上げ、坂本勇人(巨人)らを育て上げた金沢成奉氏が12年9月に監督就任。増田陸(巨人)らを擁した18年のセンバツで甲子園初出場。主なOBに大原慎司(元DeNA)、細川成也(DeNA)ら。

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