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センバツ出場32校28日に決定!国学院久我山 イチロー氏金言胸に恩返しの春

[ 2022年1月28日 05:30 ]

イチロー氏から託されたバットを持つ上田主将(左)と尾崎監督
Photo By スポニチ

 第94回選抜高校野球大会(3月18日から13日間、甲子園)の出場32校を決める選考委員会が、28日にオンラインを併用して行われる。一般選考が29校、21世紀枠は3校。昨秋の東京大会を制した国学院久我山は11年ぶり4度目の吉報を待つ。昨年11月に受けたイチロー氏(48=マリナーズ会長付特別補佐兼インストラクター)の直接指導の成果を、晴れ舞台で披露する。

 芯の部分だけに白球の跡が残る黒地のバット。定期的にバックネット裏に飾られる宝物は、ナインを見守る目のようだ。「これがあると、僕が来たことを忘れないでしょ」と言った贈り主のイチロー氏が、常に心掛けてきたのは「準備」。吉報を待つ尾崎直輝監督も同じだ。

 「発表という言葉を聞くとドキドキします。本当に呼ばれるのか、本当に大会があるのか…。できる最善の準備をしていきたい」

 昨秋の東京大会決勝で、二松学舎大付にサヨナラ勝利。センバツ出場への当確ランプをともした。37年ぶりに出場した明治神宮大会では、全国レベルの高さを改めて痛感した。花巻東との初戦。エース左腕・渡辺建伸(2年)が、超高校級1年生・佐々木麟太郎に先制ソロを浴びるなど6回途中2失点降板し、3―6で敗れた。三塁手の上田太陽主将(2年)は「成長するために全国を知れたことは大きい。甲子園につながる」と言った。

 大会後の11月29日から2日間、日米通算4367安打のイチロー氏の直接指導を受けた。「イチローさんが来てから選手たちのギアが上がった。練習への準備や意識が変わりました」と上田主将。フリー打撃を実演したバットが宝物になった。

 あれから2カ月。尾崎監督は「選手は考えること、悩むことを継続できるようになった」と語る。感謝を示す舞台の切符が今日、届く。(柳内 遼平)

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