センバツ 聖隷まさかの落選 昨秋地区大会準Vも… 「聖隷クリストファーの悲劇」「明確な説明を」の声

[ 2022年1月28日 16:08 ]

報道陣に対応する聖隷クリストファー校長の上村監督
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 第94回選抜高校野球大会(3月18日から13日間、甲子園)の出場32校を決める選考委員会が、28日にオンラインで開催され、晴れの出場校が決まった。

 一般選考の発表が始まり、出場枠が2の東海地区からは、昨秋の東海大会を制した日大三島、同4強の大垣日大(岐阜)が選出された。

 東海大会優勝の日大三島(静岡)と同準優勝の聖隷クリストファー(同)の順当選出が予想されていたが、聖隷は無念となった。前年東海大会の準優勝校、優勝校が順当に選出されなかったのは、78年大会以来44年ぶり。

 鬼嶋一司委員長は「聖隷クリストファーは頭とハートを使う高校生らしい野球で、2回戦、準決勝で9回に見事な逆転劇を見せた。立派な戦いぶりでした。個人の力量に勝る大垣日大か、粘り強さの聖隷クリストファーかで選考委員の賛否が分かれましたが、投打に勝る大垣日大を推薦校とします」と選考理由を説明した。

 ネット上では大垣日大の逆転選出がトレンド入り。「『サプライズ選出』じゃなくて『聖隷クリストファーの悲劇』だよこれは」「今年の東海地区のセンバツ出場校の選出方法はどの角度から考えても納得できねぇ」「聖隷クリストファー高校が漏れたのはさすがにどうなのか…」「聖隷納得できないだろう」「聖隷クリストファーがかわいそう」「選考委員には明確な説明をして頂きたい」「選抜甲子園はあくまで招待試合であって、秋の大会は選抜の参考となる試合であって予選ではない」などと声が挙がった。

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