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落合博満氏 “うるさい”阪神の取り巻きにも「最終的に優勝すればいいんだろって」

[ 2022年1月28日 12:48 ]

落合博満氏
Photo By スポニチ

 現役時代に三冠王を3度獲得し、監督としては中日を4度のリーグ優勝に導いた落合博満氏(68)が、27日深夜放送のMBSテレビ「ONE NUMBER」(関西ローカル、月1度放送)に出演。テレビでは初共演となる「ミスタータイガース」こと掛布雅之氏(66)と対談を行った。

 番組の中で落合氏は、監督としての戦略として「俺がやったのは142試合あるとすれば、60敗まではしていい。22の貯金があるということ」と言及。その中で「負け方もある」として「中継ぎ(が登板過多)がどうしようもないというなら、10-0であっても先発に投げさせる」と“オレ流”采配を明かした。現在では主流になりつつある考え方だが、落合監督が指揮していた当時は、まだまだ批判も多い采配でもあった。

 掛布氏は「これが落合監督の強いところで、阪神と巨人は結構、そういうのが難しいんです」と本音でトーク。落合氏も苦笑いを浮かべ「それは負け方によっては(メディアに)たたかれるからだろ」と応答した。伝統球団にはOB、ファン、メディアなど取り巻きからの声の影響力が大きい部分もある。掛布氏は「これをできる監督が、僕は阪神優勝につながるでのはないか」と持論を展開すると、落合氏も「負けるべくして負けたという試合はあってしかるべき。(全部勝つことは)不可能」と応じた。

 さらに掛布氏が「ただ、阪神は“うるさい”んですよ」と再び苦笑いすると、落合氏も「いや~色々別れているという話は、よく(聞く)な」と笑いながら話し、「でも、最終的に優勝すればいいんだろっていうこと。それを優勝しないからいけないんじゃないか」と、2005年を最後に優勝から遠ざかっている阪神の現状を鋭く指摘した。就任1年目からリーグ優勝を果たすなど、中日を率いた8年間で一度もBクラスなしという名将だけに、言葉に説得力があった。

 落合氏は後半戦で失速してV逸した阪神について「体力不足。失速するということはそういうことです」と話し、その上で「振る体力、走る体力、守る体力、それと投げる体力。結局、技術論になっちゃうというけども、技術を維持するのは体力があって初めて維持できる。体力が無くなってくると、技術も崩れてくる」と解説していた。

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