国学院久我山11年ぶり4度目のセンバツ 「国宝級の宝物」手にイチローさんへの恩返し誓う

[ 2022年1月28日 18:26 ]

<センバツ発表・国学院久我山>センバツ出場を決め、イチローさんからもらったバットを手にガッツポーズする国学院久我山の上田主将(前列中央)と選手たち(撮影・尾崎 有希)
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 11年ぶり4度目の出場を決めた国学院久我山のナインは、「宝物」と一緒に記念撮影に収まった。

 昨年11月に指導を受けたイチロー氏(48=マリナーズ会長付特別補佐兼インストラクター)から贈られた黒のバット。上田太陽主将(2年)は「選手が教わったことをしっかり身につけることで、イチローさんのDNAを受け継ぐことができる。しっかり結果を残して、イチローさんに恩返しできるよう頑張りたい」と力を込めた。

 バットは練習の際にはネット裏に飾られている。尾崎直輝監督(31)は「国宝級の宝物。一番のお守り」とし、甲子園で「ベンチ入り」する可能性もある。

 「イチローさんには走攻守、心技体全ての面で教わった。愛を感じた。選手達は以前より物事を細かく考えるようになったし、自分自身と対話をするようになった」と尾崎監督。

 甲子園は春夏通じて7度目の出場だが、過去は1勝のみ。いまだ未勝利のセンバツで、まずは「春1勝」をイチロー氏に届ける。

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