阪神・秋山 さらなる進化へ投げ込み王になる!昨年キャンプは1100球超え「今年も準備はできている」

[ 2022年1月28日 05:30 ]

今年のキャンプも投げ込むことを明かした阪神・秋山 
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 3年連続の2桁勝利を公約に掲げた阪神・秋山が、今キャンプでも「投げ込み王」として宜野座ブルペンに君臨する意気込みを明かした。

 「ずっと数を投げてつくってきたので、今年も投げ込める準備もできている。数は投げると思う」

 昨年も1100球を超え、チーム最多の球数を数えた。1億円プレーヤーとして迎える今季も、調整は変える必要がないと考えている。プロ13年目のシーズン。チームでは中堅の域に達しても、秋山は進化のために投げる決意だ。

 意識しているのは初の開幕投手、そして15勝。そのためにもストレートの質を高めることにオフも取り組んできた。球により力を伝えるため、捻転動作を加えたフォームにも挑戦中。「覚え込ませるのと、体力もつけたい」と投げ込みの必要性を強調した。

 オリックス・平野佳らと取り組んだ京都府内での自主トレも24日に打ち上げ。この日は甲子園室内でウエートなどで汗を流し「ケガなくやれているし、また頑張れるようにトレーニングするだけ」と沖縄入りに備えた。

 引退した岩田稔氏から受け継いだ背番号21のユニホームを自身も心待ちにしている。「キャンプ初日からブルペンで投げるつもり。お客さんも楽しいと思うので、いっぱい投げたい」。2年ぶりの有観客キャンプも躍進の原動力となる。(鈴木 光)

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2022年1月28日のニュース