×

長崎日大に23年ぶりの選抜切符 エース種村は大瀬良先輩のスタイル踏襲し快投誓う

[ 2022年1月28日 18:46 ]

センバツ出場の吉報に喜ぶ長崎日大ナイン
Photo By スポニチ

 春の吉報は23年ぶりだ。長崎日大の3度目のセンバツ出場が決まった。校内放送でも速報は流された。グラウンドで池内一郎校長から「おめでとう」と報告を受けたナインは、拳を突き上げて喜んだ。

 昨秋の九州大会では準決勝で九州国際大付(福岡)に2―12で7回コールド負け。出場枠が4つある九州地区だが、完敗を喫しての4強だったため、一抹の不安もあった。九州大会で1番を背負った右腕、種村隼(2年)は「ほっとした。不安もあった」と素直な気持ちを口にした。

 屈辱的な敗戦を受けとめ、この冬は生命線のコントロールを磨いてきた。参考にするのは、もちろんOBの広島・大瀬良。幼いころから憧れ、球場で生観戦もしてきた。

 「大瀬良投手は三振をどんどん狙うというより、バッターを翻弄(ほんろう)する。そういう投球スタイルが自分も武器」

 甲子園では1戦必勝で臨む。それでもやはり、昨秋の大敗が頭にある。「やれるチャンスがあるなら九国さん(九州国際大付)とやりたい」。聖地でのリベンジを誓い、さらに大瀬良スタイルを磨く。

 平山清一郎監督(42)は九州大会の敗戦を「全国で勝つためには、これくらいできないといけないことが分かった」と前向きに捉え、「しっかり準備したい」と話した。

 チームカラーを「全員野球」を強調する。その象徴が緒方伊吹マネジャー(2年)だ。長崎日大は伝統的にマネジャーが軸となって練習が進む。指揮官も「チームの核。キャプテンより重要」と明言する存在だ。

 新チームで数日話し合って選ばれたが、マネジャーになるということは、選手としての甲子園を断念することを意味する。腰痛で苦しんでいたこともあり、受け入れた緒方。縁の下の力持ちは記録員でベンチ入りする予定だ。「みんなが、おまえのために、(甲子園へ)と言ってくれた。甲子園でスコアが書けるのはうれしい」と目を細めた。

続きを表示

「始球式」特集記事

「落合博満」特集記事

2022年1月28日のニュース