日本ハム・新庄監督、来季開幕戦は地元・福岡でソフトB戦 カエルのかぶり物で沸かせた“原点”にカエル

[ 2021年12月4日 05:30 ]

日本ハム時代の05年、福岡ドームで本塁打を放つ新庄
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 パ・リーグは3日、3月25日に開幕する来季の公式戦日程を発表。日本ハム・新庄剛志新監督(49)の初陣は、自身が育った福岡でのソフトバンク戦(ペイペイドーム)に決まった。

 福岡での開幕戦は鬼門だ。過去、02、05年の2度、計4試合開幕カードを戦ったが、いずれも敗れた。指揮官はこの日、ツイッターで「失敗しないためには失敗しない準備をしておく」などと投稿した。キャンプから入念な準備をしてリベンジに臨む覚悟がにじんだ。この球場は相手がダイエー時代の04年6月23日(当時は福岡ドーム)の対戦時、カエルのかぶり物を披露し、一連のシリーズの発端となった地でもある。

 新庄監督がツイッターで唯一フォローしている同球団の孫正義オーナーとのやりとりも注目を集めている。孫オーナーが2日、「オフィシャルスポンサー感謝の集い」にビデオ出演した際に「どっかの新監督に“優勝にはこだわらない”という方もおられますが、我々は優勝にこだわりましょう」などと発言。これを受け、新庄監督は「孫さんにBIGBOSSと名前を呼んでいただけただけで今日のテンション爆上がり」と投稿した。

 また、新球場で戦う23年は本拠で開幕することも決定。来季開幕戦は日本ハムが本拠開催の予定だったが、23年の開幕戦を新球場で行うため、同年の開幕主催権を持っていた楽天と交換した。指揮官は自らの希望で1年契約としている一方で「監督室を大きくしてもらいたい」と新球場で指揮を執るイメージも膨らませている。

 来季、そして23年の開幕戦で、ビッグボスが主役を張る予感が漂う。(東尾 洋樹)

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2021年12月4日のニュース