ソフトバンク・牧原大成「あのグローブでキャッチボールをしたい」 狙うタイトルは

[ 2021年12月4日 17:48 ]

軽妙トークで盛り上げたソフトバンクの牧原大成
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 あの黄金グラブでキャッチボールがしたい―。ソフトバンク牧原大成内野手(29)が、来季12年目の目標にゴールデングラブ初受賞を掲げた。4日に福岡県みやま市にあるホームプラザナフコ瀬高店の大駐車場特設ステージでのトークショーに参加した。福岡よしもと所属のお笑い芸人2人がMCを務める中で快足万能野手も、負けじとすべらなかった。

 イエスかノーで答える質問コーナーで「来季穫りたいタイトルがあるか?」と問いに、食い気味に「イエス」と叫び、視線を独占。強風かつ寒空の筑後にて、高らかにほえた。

 「守備には自信があるので、ゴールデングラブ賞を獲ってみたいですね。あれをもらって、あのグローブでキャッチボールがしたい。ユーティリティー部門のゴールデングラブ賞を作って欲しいな」

 老若男女は、大爆笑したが今季は投・捕、一塁手以外の6ポジションを守った牧原大が言えば説得力がある。藤本監督は来季、牧原大をショートでのコンバートを考えている。激戦必至の遊撃手争いとなるが、本職は二塁手。「(二塁手候補)三森が不調ならば奪いに行くし、今季はセンターが多かったので、チャンスなら、そこも狙いに行く。スキあらばどこでもレギュラーを取って1軍戦で出続けたい」。2022年に向けた、どん欲な姿勢に拍手喝采は鳴り止まなかった。

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2021年12月4日のニュース