「また来たわ」と言われるぐらいに 阪神・近本が目指す故郷・淡路島の野球振興 来季こそ虎V導き凱旋誓う

[ 2021年12月4日 05:30 ]

<阪神・近本 講演会>生徒の前でスイングを披露する近本(撮影・後藤 大輝) 
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 羨望(せんぼう)のまなざしを向けられているようでは、まだまだだ。故郷の兵庫・淡路島で小、中学生相手に講演した阪神の近本光司外野手(27)は、野球人としての成長を誓い、地元での行事恒例化を目指す意向を示した。

 「淡路島に帰ってきて、これだけ歓迎されるようではまだダメなんだと思うんです。もっと、こういう機会を増やして“また近本来たわ”というくらいにならないと。もっと年数を重ねないとですけど、どんどん(淡路島でイベントを)やっていきたい」

 19年に淡路市スポーツ親善大使を委嘱された。コロナ下だったこともあり昨年オフの講演会はオンラインで実施。実際に子供たちを前に実施したのは今回が初めてだった。甲子園球場には近本シートを設置して今季途中から市民を招待してきたが「生活のために野球をやっている感じがする。楽しいからやっているけど、まだ野球人としての意識はない」と率直な思いを打ち明けた。

 求める野球人の理想はマリナーズで会長付特別補佐を務めるイチロー氏だ。「最近は高校野球を教えたりもしてるんですけど、野球を好きだからといってするよりも、野球人として野球を広める。自分の価値も分かっていて、すごくうまくやっているなと」。近本も、まずは地元での行事を増やし、野球振興を目指す構えだ。

 「チームを引っ張って優勝して、日本一になって、また淡路に帰ってくるので応援よろしくお願いします」

 まずは、来季に17年ぶりのリーグ優勝を成し遂げ、凱旋することが本当の第一歩になる。(長谷川 凡記)

 《福本豊氏からダメだし!?》近本は講演後、サンテレビ「熱血!タイガース党」に生出演。2日に自身初のゴールデングラブ賞を受賞したが、同賞を歴代最多12度受賞した福本豊氏から「まだまだ。あのままじゃ獲り続けられない」と、まさかの“ダメだし”を受けた。特に、打球を追う際の初動や捕球の仕方などを指摘され「まだまだうまくなる。捕ってから早く送球する練習もして。絶対大事なことだから」と、さらなる成長を促された。

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