コロナで中止の第102回選手権大会で高3 横浜商OBが念願の聖地へ マスターズ甲子園

[ 2021年12月4日 14:01 ]

マスターズ甲子園2021   三重OB12―9神奈川県選抜 ( 2021年12月4日    甲子園 )

 春夏の甲子園が中止となった昨年、高校3年生だった横浜商OBの田口凌さん(19)が神奈川県選抜の一員として、聖地の土を踏んだ。「3番三塁」で先発。打席では左飛に倒れたが、強い当たりの三ゴロを見事にさばいた。

 「率直にすごい楽しくて、最高の思い出になりました。皆さんが聖地だと言う理由が、よくわかりました」

 夏の甲子園中止の一報を聞いたときは「マジかあ…」という言葉以外、出てこないほどショックだったが、その後のチームミーティングで独自大会で勝ちに行くことを確認。自身は背番号「20」で試合には出場できず、不完全燃焼のまま高校野球を終えた。後輩たちが甲子園出場を懸け、有観客試合で戦っている姿を見ると、何よりも「頑張っている姿を、お世話になった人たちに集大成として目の前で見せることができているのがうらやましかった」という。

 やり残した思いがあったからこそ、この日存分にプレーできたことがうれしかった。「結果を出さないといけないという感覚ではなく、楽しめた。引退してからで良かったと思います」。現在は大学でスポーツツーリズムを学び、将来は野球と観光を結びつけて楽しんでもらえるようなものを企画したいという。来年以降のマスターズ甲子園にも「僕が中心となってメンバーを集めて、また出たい」と意欲を見せた。

続きを表示

「始球式」特集記事

「新庄剛志」特集記事

2021年12月4日のニュース