2軍調整の阪神・藤浪「何か1カ所変われば、変わる」5試合で24四死球5暴投の修正はかる

[ 2021年4月25日 05:30 ]

鳴尾浜でキャッチボールする藤浪
Photo By 代表撮影

 阪神・藤浪晋太郎投手(27)が24日、再調整のため出場選手登録を外れた。前日23日のDeNA戦では7四死球を与える乱調で4失点して今季最短4回0/3で初黒星。一夜明けて鳴尾浜球場の2軍に合流した。

 「どうしようもない…という感じではない。ちょっとしたタイミングだったり、微妙な体の使い方の部分。何か1カ所変われば、(投球も)変わる」

 フォームの抜本的な変更ではなく、微調整での復調を期した。9年目で初の開幕投手を務めた今季は5試合で2勝1敗、防御率2.60だった一方、27回2/3で24四死球5暴投。特に前夜は引っかけるボールが極端に多く、「できるだけ早く戻れるようにしたいので。かといって、小手先のごまかしではなく、良いものを見つけられるように」と前を向いた。

 馬場が3連投するなど登板過多だったブルペン陣増員のため守屋を昇格させた背景もあり、矢野監督は「後ろ向きな抹消ではない」と説明した。最短復帰は来月4日。27日から始まる9連戦中の復帰には「それは分からない」と明言しなかった。(遠藤 礼)

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