オリックス 「2カード連続勝ち越し」は9回に霧散 代役守護神ヒギンスが痛恨被弾 代役先発の竹安は奮闘

[ 2021年4月25日 18:36 ]

パ・リーグ   オリックス4-4日本ハム ( 2021年4月25日    札幌D )

<日・オ6>9回に登板したヒギンス(撮影・高橋茂夫)
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 「逆転劇で2カード連続勝ち越し」は9回に霧散した。オリックスは1点リードの9回、代役守護神を務めるヒギンスが、近藤に痛恨被弾し今季4度目の引き分けに終わった。中嶋監督は「勝ちきりたかったですけどね」と悔しそうに語った。

 竹安は粘った。急性胃腸炎で離脱した宮城の代役として今季初先発。初回に味方の失策も絡んで3点を失ったが、2回以降は修正し5回3失点(自責点2)。中嶋監督は「初回はバタバタしたのもあったけど、その後は、内容的に素晴らしかった。5回3失点は計算通りでした」と労った。

 打線も応えた。1―3の8回。無死一塁で、途中出場の紅林が右中間適時二塁打で反撃開始。続く杉本を遊撃内野安打でつなぎ、代打ジョーンズが一塁後方へしぶとく落とす同点打。その後、1死二、三塁でT―岡田の中犠飛で一時勝ち越しに成功。指揮官は「(紅林は)本当によく打った。1打席目なのに、本当に良く打ったと思います。逆転までいけたわけですから、良い形になってきていると思う」と切り替えた。

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