巨人・今村「反省しています」 前回完封した広島打線に7安打3失点で5回途中降板 今季3勝目ならず

[ 2021年4月25日 15:36 ]

セ・リーグ   巨人―広島 ( 2021年4月25日    東京D )

<巨・広>力投する巨人先発の今村 (撮影・森沢裕)
Photo By スポニチ

 巨人の10年目左腕・今村信貴投手(27)が前回対戦時に完封勝利した広島戦(東京D)に先発登板。5回途中7安打3失点で降板し、今季3勝目はならなかった。

 11日の広島戦(マツダ)では7三振を奪う142球力投を見せて自身3年ぶりプロ2度目となる完封勝利を収め、チームを2年ぶり借金生活から一夜で脱出させる白星を挙げた今村。前回登板した18日のDeNA戦(横浜)もチームが引き分けたため勝ち星は付かなかったものの7回途中1失点の好投を披露した。だが、この日は初回、先頭・菊池涼に投げた初球直球を左翼フェンス直撃の二塁打とされると、2死三塁から西川の右前適時打で先制点を献上して始まった。

 3回には菊池涼の大飛球を中堅・松原がフェンスに激突しながらジャンピングキャッチする援護もあったが、4回にはクロンに真ん中付近に入ったスライダーを左中間スタンドに運ばれ、0―2。5回には、中前にポテンヒットされた羽月に二盗され、続く鈴木誠は四球で歩かせ、無死一、二塁のピンチを招くと、ここで降板となった。なお、2番手として登板したドラフト1位右腕・平内は直後の西川に右前適時打を許して1点を失ったが、長野、磯村、クロンを3者連続三振に仕留めて切り抜けている。

 今村の投球内容は4回0/3で打者21人に対して71球を投げ、7安打3失点。1三振を奪い、与えた四死球は3つだった。

 ▼巨人・今村 ランナーを出してからの粘りの投球ができませんでした。先発として試合をつくれなかったことを反省しています。

続きを表示

2021年4月25日のニュース