北別府さん 巨人ナインは「物凄いダメージを受けた試合」 菊池涼は「いくら褒めても褒めたりません」

[ 2021年4月25日 21:24 ]

セ・リーグ   広島9―8巨人 ( 2021年4月25日    東京D )

北別府学氏
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 広島のエースとして通算213勝を挙げ、昨年1月に公表した成人T細胞白血病(ATL)から復帰した野球解説者の北別府学さん(63)が25日、自身のブログを更新。古巣・広島が乱打戦となった同日の巨人戦(東京D)を9―8で制し、2連勝で勝率5割に戻したことを喜んだ。

 「素晴らしい!」のタイトルでブログを更新。「カープ。終盤に同点にされたのをよくぞ粘り勝ちました!」と書き始めると「始まって直ぐの頃にも書きましたが菊池選手。いくら褒めても褒めたりません」と絶賛。「そして栗林投手を早く現場で見てみたい。心からそう思えた今日の試合」と続け「ジャイアンツの選手たち誰も会話できないほど物凄いダメージを受けた試合ですよ」と締めくくった。

 広島はこの日の巨人戦で今季最多となる16安打を放ち、8回に6点差を追いつかれながらも9―8で巨人を下して2連勝。前回のマツダ開催から巨人戦2カード連続勝ち越しを決めた。5回5安打2失点で降板した野村の今季初勝利が懸かっていた8回に森浦、大道、塹江のリリーフ陣が打ち込まれて6点を失い、8―2から一気に8―8の同点となって野村の今季初勝利が消滅。それでも直後の9回、先頭で代打に出た中村奨の右中間二塁打から代打・三好の犠打で1死三塁とチャンスを広げ、それまで3安打していた菊池涼の中犠飛で勝ち越し。最後は新守護神のドラフト1位・栗林がデビューから12試合連続無失点となる3者連続三振で逃げ切った。

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2021年4月25日のニュース