巨人・丸　左翼からの好返球で古巣・広島の3点目を阻止　タナキクマルの盟友・菊池涼の左前打を…

セ・リーグ   巨人―広島 （ 2021年4月25日    東京D ）

　巨人の丸佳浩外野手（32）が4回、左翼からの好返球で古巣・広島の3点目を阻止。開幕3連勝を狙う先発左腕・今村を援護した。

　「3番・左翼」で先発出場。0―1で迎えた4回、クロンの2号ソロで0―2となってから今村がさらに2死二塁とされ、打席には広島時代に「タナキクマル」としてリーグ3連覇をともに達成した菊池涼を迎えた。

　現在、リーグ打率トップで、この日も第1打席で左翼フェンス直撃二塁打、第2打席も松原のスーパーキャッチで中飛となったものの右中間寄りに長打性の鋭い打球を放つなど打撃絶好調の菊池涼。この第3打席では左前に弾き返して安打を放った。すると、これを拾った丸は本塁返球。二走・小園を間一髪のタイミングでタッチアウトにした。

　広島はこのプレーに対してリクエストしたが、審判団によるリプレー検証の結果、判定は変わらず。新型コロナウイルス陽性反応を示して離脱し、23日に復帰したばかりの丸が守備でも存在感を見せつけた。