DeNA 9選手同時入れ替え実らず2連敗…11安打マークも守備のミス重なり今季最多の借金「15」

[ 2021年4月25日 17:34 ]

セ・リーグ   DeNA5―7阪神 ( 2021年4月25日    甲子園 )

<神・D>5回1死三塁、ガンケルと交錯して左手を負傷した阪口(左から2人目)のもとに三浦監督(右端)も歩み寄る(撮影・大森 寛明)
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 DeNAは25日、敵地で阪神に5―7と敗れ2連敗。今季最多の借金「15」となった。打線は阪神の8安打よりも多い11安打5得点と奮起したが、守備ではミスから失点を重ねた。1、2軍の9選手を同時に入れ替え今季初昇格となった高城俊人捕手(27)が即スタメン起用されるも、後逸から失点に絡むなど精彩を欠いた。

 先発の阪口は2回、無死一塁から佐藤輝に6号2ランを浴び先制を許すも、打線の援護を受け3―2のリードで勝ち投手の権利がかかる5回のマウンドへ。しかし、先頭のガンケルに中越え二塁打を浴びると、1死三塁から糸原に投じた3球目が暴投となって高城も対応できず。阪口は慌てて本塁へベースカバーに入ったところで走者ガンケルと接触。この時、左手を痛め一旦治療のためベンチへ。その後阪口は治療を終えマウンドに上がったが糸原に二塁打を浴び、陽川に四球を与えたところで降板となった。

 2番手のエスコバーは大山を右飛に打ち取り2死一、二塁に。だが続くサンズの平凡な内野フライをこの回途中から代わって入ったばかりの一塁手・田中が痛恨の失策。投手、捕手、一塁手と一瞬見合うような形となり、最終的に田中が捕球体勢に入ったがキャッチ出来ず。この間に二塁走者が一気に生還し、勝ち越しを許した。

 それでも7回、オースティンのフェンス直撃の右越え適時二塁打と佐野の左犠飛で5―4と逆転。しかしその裏、無死一塁から3番手・砂田の糸原に投じた3球目を高城が後逸。この流れから1死二、三塁のピンチを招くと、4番手の平田が大山の中犠飛により同点とされ、続くサンズにはバックスクリーンに飛び込む7号2ランを浴び、これが決勝点。3番手の砂田が0/3回1安打2失点で今季初黒星を喫した。

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