ロッテ・中村稔 ノーノー逃すも8回途中1安打無失点で2勝目「そんなに甘くない。でも抑えたかった」

[ 2020年9月11日 22:41 ]

パ・リーグ   ロッテ―オリックス ( 2020年9月11日    ZOZOマリン )

<ロ・オ>お立ち台で笑顔の中村奨(左)と中村稔(撮影・長久保 豊)
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 ノーヒットノーランへの期待が高まった8回、ロッテ・中村稔は先頭・安達に右中間二塁打を浴びた。ここで無念の交代。それでも地元ファンから大きな拍手を浴びた。自己最長の7回0/3を投げ、1安打無失点で今季2勝目。堂々の投球内容だった。

 「7回に中軸を抑えて意識した。そんなに甘くない。でも、8回もしっかり抑えたかった」

 8月30日のオリックス戦から中11日での先発となった。その期間中、ブルペン待機もしたが、登板機会は訪れなかった。その時間を利用して「投げた後に右側に体が倒れて制球が乱れていた。投げ終わりを意識した」とフォームを見つめ直した。

 2年目左腕は快挙を逃したが、井口監督は「(安打を)打たれるまで投げさせようと思っていた。彼らしい打たせて取る投球だった」と絶賛する。安田、和田らの野手陣だけではない。投手陣も着実に若手が育っている。

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