聖光学院 秋季県大会、2年ぶり初戦突破 神元が3安打2打点 チャレンジャー精神で白星

[ 2020年9月11日 18:40 ]

第72回秋季東北地区高校野球福島県大会   聖光学院6―2福島 ( 2020年9月11日    県営あづま )

<福島・聖光学院>初回1死満塁、左前へ先制の適時打を放つ神元
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 第72回秋季東北地区高校野球福島県大会が開幕し、3球場で1回戦6試合が行われた。支部予選免除で県大会から出場となった夏14連覇している王者・聖光学院が6―2で福島を破り、2年ぶりに初戦を突破した。

 5番・神元大地(2年)が3安打2打点の活躍を見せ、チームを勝利へ導いた。初回1死満塁、左翼へしぶとく落とし、先制打を放つと、4―1の4回にもリードを広げる右前適時打。「技術うんぬんは関係なかった。気持ちで相手を潰す意識で打席に入れた」と笑顔を見せた。最近の練習試合3試合で無安打と悩んでいた神元は、試合3日前に横山博英部長(50)から「(感情を)はき出せ」と言われて号泣。モヤモヤした気持ちを晴らし、猛打賞と結果を出した。

 聖光学院は昨秋の初戦で名将・佐々木順一朗監督(60)率いる学法石川にコールド負けし、19年ぶりに秋初陣で姿を消した。この日の試合前には斎藤智也監督(57)から「初戦は未知の世界。おまえらはまだ何も持ってないよ。練習試合の結果を捨てろ。そして向かっていく聖光じゃないとつまらない」と活を入れられた。指揮官の母校との初戦に神元は「僕らは失うものはない。チャレンジャーということを忘れずに向かっていけた」と気持ちをリセットして白星をつかんだ。

 新チームは、11安打を放ちながらも6得点で、守備では3失策を喫するなど粗削りな部分もある。だが、斎藤監督は「緊張感がある中で上出来だった。今年はつなぐことに期待できる」と評価した。その切れ目のない打線を引っ提げて、12日はいわき支部王者の東日大昌平と対戦する。神元は「僕らは格下。ぶつかっていくだけ」と静かに闘志を燃やした。(近藤 大暉)

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