若菜嘉晴氏 ロッテの粘る打線と安心の継投――強さは本物になりつつある

[ 2020年9月6日 06:00 ]

パ・リーグ   ロッテ5― 4ソフトバンク ( 2020年9月5日    ペイペイD )

<ソ・ロ>8回から登板し1回無失点の唐川(撮影・岡田 丈靖)
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 【若菜嘉晴 視点】両軍の投手陣が投じた球数の合計に注目してみると、ロッテが121球だったのに対してソフトバンクは176球。チーム打率・245と決して高くはないロッテ打線だが、ファウルなどで食らいつき、球数を多く投げさせていた。この粘り強さこそ、リーグ最多21度の逆転勝ちの原動力だ。

 レアードの故障離脱で長打力が落ちた中、新人の佐藤をDHで使うなど、井口監督は選手起用を工夫している。前日に続く2桁11残塁と粗さは目立つが、4番に座る安田や足が魅力の和田ら、若手選手が経験を積んできめ細かく攻撃できれば、さらに得点力は増すだろう。

 加えて唐川、ハーマン、益田と終盤の継投を確立できているのが大きい。8回に柳田らクリーンアップを3人で片づけた唐川の充実ぶりは特に目を見張るものがある。接戦の中で白星を重ね、強さは本物になりつつある。

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