ヤクルト 雨天中断で流れ変え逆転勝ち、5位浮上 小川、また連敗止めリーグ2位の8勝目

[ 2020年9月6日 21:30 ]

セ・リーグ   ヤクルト10―3中日 ( 2020年9月6日    神宮 )

<ヤ・中>6回1死一塁、ビシエドを三ゴロ併殺打に打ち取りエスコバーを指差す小川(撮影・島崎忠彦)
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 ヤクルトが今季最多タイの10点を挙げ、逆転勝ちで連敗を3でストップ。この日DeNAに敗れた広島に代わって5位に浮上した。中日の連勝は3で止まった。

 雨で中断直後の6回、ヤクルトは先頭の塩見、坂口の連打で無死一、二塁とし、続く山田哲も右前タイムリーを放ち追いついた。村上は三振も、雄平が右前へタイムリーを放ち逆転に成功。なおも1死一、三塁でエスコバーがレフトへ2点タイムリー二塁打を放ち、中日の先発・ロドリゲスをKOした。さらに西浦が左前打の1死一、三塁で中村の三ゴロ間に加点。8回にも西浦の7号ソロ、広岡の3号2ランで、今季最多タイの10点目を挙げた。

 先発の小川は8回を投げ4安打1失点で巨人・菅野の9勝に次ぐ、リーグ単独2位の8勝目。自身は8月15日にノーヒットノーランを達成してから4連勝で、その4試合すべてチームの連敗を止める結果となっている。

 先手は中日。初回、先頭の大島が中前打で出塁、アルモンテの遊ゴロで二進し、ビシエドの三塁への当たりをエスコバーがはじく間に大島が一気に還り、先制点を奪った。9回にビシエドの8月19日以来となる13号ソロなどで2点を返したが失点が多すぎた。

 先発のロドリゲスは5回まで2安打に抑える好投を見せていたが、雨で30分の中断を経た6回にいきなり連打を浴び、5回1/3を投げ7安打5失点、8奪三振で降板。前回8月29日の巨人戦で初黒星を喫したのに続き、悔しい2敗目となった。その後登板の又吉、岡田も失点を重ねた。

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