マー君「投球の方向性見えてきている」 7戦目オリオールズ戦「球数、問題ない」100球前後解禁

[ 2020年9月6日 09:35 ]

ヤンキースの田中将大投手
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 敵地ボルティモアでのオリオールズ戦で6日(日本時間7日)に今季7度目の先発マウンドに立つヤンキース田中将大投手(31)が5日(同6日)、同カードの前にリモート取材に対応して意気込みを語った。

 1日のレイズ戦での田中は今季最長の6回で88球を投げ、3安打2失点の好投で今季初勝利。7月の練習中に打球を頭に当てて以降は慎重な球数制限が課されてきたが、「単に球数っていう関するところだけでいえば問題ない」。アーロン・ブーン監督も制限を取り払う意向を述べており、オリオールズ戦では順調ならば100球前後の投球も期待できそうだ。

 前戦のレイズ戦だけではなく、8月26日(同27日)のブレーブス戦でも5回を3安打無失点と、強豪相手に好投した過去2戦で田中は投球内容的にも手応えを感じている様子。「ここ2登板いい投球ができているので、投球の方向性っていうものは見えてはきている」と表情は明るく、エンジン全開は近そうだ。

 田中との主な一問一答は以下の通り。

 ――前回は88球。明日はもう球数は普段通りに投げられる。
 「そうですね、ただ単に球数っていう関するところだけでいえば問題ないと思います」

 ――今季は多くの先発ピッチャーが長いイニングを投げられていない。ケガ、身体の痛みに関係していると思うか。
 「いや、そうは思わないですね。シーズン開幕した最初っていうのは、調整がまだ完全ではないだろうからっていうところでのリスクマネジメントはあるかもしれません。わからないですけどね、他のチームがどういう考えか。でも、あと、もろに影響あるのはダブルヘッダーじゃないですかね。7イニングですからね。だから投手の使い方も変わってくるだろうし、日程がちょっと変則的になるんで、そういうところでイニング減ったりっていうのはあるんじゃないですかね」

 ――他の投手からは、コロナ関連での試合キャンセル、ダブルヘッダーの頻発などが理由として挙がっている。
 「事実としてスケジュールが変わったりしているし、イレギュラーなことはやはり多い。通常のシーズンと比べるとそういうところでの難しさはあると思いますけど、その中でやっていくしかないので、対応していく。わざわざ口に出してやることでもないかなっていうふうには思います」

 ――前回、早いカウントでカーブを投げていた。カーブの考え方は年々変わっているか。
 「大きくそんな変わったとかはないですかね。ここ2登板、アトランタ(ブレーブス)、タンパベイ(レイズ)を相手に投げた時は、ストライクがしっかり取れているのは大きいかなとは思います」

 ――近年、パワーカーブを投げる投手が増えてきている。
 「実際、カーブはパワーカーブというか、トップスピンがかかった強いカーブっていうのは長打率は少ないと思うし、被打率も少ないっていうふうに出ているとは思うんですけど、僕の中ではそれを投げるのとスライダーですごく似ていると思うので、無理にそこは投げにいくよりも、抜いたカーブの方が今、現状はいいのかなと思っていますけど、ナックルカーブに挑戦したこともありましたし、必要だと思ったらまた投げるんじゃないですか」

 ――遅いスローカーブを投げるのは勇気がいることか。
 「そうですね。僕にとって、コントロールするのも簡単ではないし。現状、優先順位が高いボールではないので、ピンチの時になればなるほど、それを思い切って使うというのは勇気がいる。でも実際に使うパーセンテージが低いわけなので、相手にもやはり張られてはいないと思うので、そこでストライク1個取れれば大きいと思うので、状況見てしっかり投げられたらいいなとは思いますね」

 ――初勝利の際、今季は慌てずにという気持ちがあったと話していた。いうほど簡単ではないが、どうやってそういう方向に持っていけていたのか。
 「事実として開幕前にああいうアクシデントがあったので、そことも向き合わないといけないし、頭のことなんで、急いで何かあってからでは遅いと思うので、開き直りももちろんあるし、こういう状況だからしょうがねえっていう、そういう部分が一番大きいですかね。徐々にステップアップしていくしかないので、そこに関しては割り切りやすかったですけどね、自分にとっては」

 ――大事な時期にピークに持っていけそうだという手応えは。
 「そうですね、ここ2登板いい投球ができているので、投球の方向性っていうものは見えてはきていますね」

 ――ここ数試合、スプリットは納得がいっていないという話だが。
 「数試合じゃないです、ずっと言ってますけど。ここ数年ずっと言ってます」

 ――ボールの縫い目の高さなどは。
 「それは関係ないですね。ボールは関係ないです。(自身のメカニックか)そう思います、はい」
 ――スプリットをプレーオフまでになんとか修正というより、現状でやっていけるか。  「現状のものでも手応えはありますけど、でもスプリットはやっぱりいいものに戻したいと思って毎日やっているので、それに取り組むことはずっと変わらないですけどね」

 ――オープン戦の際はカットボールを積極的に使っていたが、今は。  「(カットは前回登板では)1球あったかどうかですね。ちょっとなかなかうまく、準備期間というか、調整する期間も、実際にバッターに投げないとわかんないっていうところもあったんで、ブルペンでは練習ずっと日本でも続けていましたし、春のキャンプが中断してからずっとやってましたけど、ちょっと打者相手に投げるっていうまでの十分な時間が取れなくて、なかなかうまくいかなかった部分あるので、今はふれてないですけど、そこには。でも引き続き取り組んでいきたいとは思っていますけど」

 ――試合前の練習でフラットで投げている時に、捕手の前にベースの代わりになるものを置いていた。
 「いや、別に特に深い意味はないです。ただ、キャッチングのコーチからいただいたんで、ベースと同じ大きさのああいうものを、ああいうアイテムを、フラットで投げる時にこれ良かったら使ってみたいな感じでくれたんで、まあくれたから使っている。(制球は)いつも意識してやってますけど。ここもう何週間かあれ使ってますけど」

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