巨人・大城、3安打3打点 藤浪の直球狙い打ち「コンパクトに振ることを意識した」

[ 2020年9月6日 05:30 ]

セ・リーグ   巨人11―2阪神 ( 2020年9月5日    甲子園 )

<神・巨>3回、中前適時打を放つ大城(撮影・北條 貴史)
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 ストライクを取りにきた直球を痛打する。巨人が藤浪から放った9安打のうち、8安打が直球だった。

 2回1死一、二塁から152キロ直球を左中間へ先制二塁打を放った大城は言う。「打ち負けないようにコンパクトに振ることを意識した。ゾーンに来た球を打ちにいけた」

 チームには徹底事項があった。150キロを超える直球に力負けしないようにコンパクトなスイングが指示されていた。もう一つ。ボール球に手を出さないことも徹底された。2回の29球中、ストライクゾーンを外れた球を振ったのは打者6人でわずか2球。5得点の3回は3球、4得点の5回は1球だった。

 大城は3回にも中前適時打、5回にも右中間二塁打を放ち3安打3打点。過密日程の中「ごはんをいっぱい食べて、睡眠も意識して取っている」と生活面でも基本を徹底した。

 雷雨で1時間遅延したが、原監督は「非常に集中してチーム全体でいい攻撃ができた」と話した。(青森 正宣)

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