【マー君と一問一答(2)】心配の声に感謝「マウンドでいいパフォーマンスを出すんだという気持ちに」
ヤンキースの田中将大投手(31)が14日(日本時間15日)、キャンプ再開後初めてオンライン取材に応じ、4日の練習で打球を受けた頭部について「今のところは全てがうまくいっていると思う。次のステップはブルペンに入ること」と順調な回復ぶりを強調した。
【田中との一問一答】(日本メディア)
――今季プレーするのは難しい決断と言っていたが、決定できた一番の要因は。
「難しいですね。やるとなったから…何だろうな。うまく説明できません、それは。難しいです」
――毎日球場に来ていて、球団のコロナ対策をどう感じるか。また、シーズンに参加する不安は減ったか。
「球団の態勢というものはバッチリされているっていうふうに感じていますけども、アメリカ国内全体の状況を見た時に、今ってワーストじゃないですか、ケース(感染者数)、状況が。だから球団がバッチリ対策してくれているからということで、その不安が軽減されることはないですかね。でも、球団の態勢はバッチリだと思います」
――今季は異例の60試合、この状況の中での目標について考えはあるか。
「ないですね(笑い)。でも、みんな、選手、周り、チームのスタッフもそうですけど、この状況というのはみんなにとって、初めてだと思うんですよね。なので、難しさというものは必然的に付いててくるのかなというふうに思うんですけども。まして、今は僕の状況が状況なだけに、ただでさえ調整不足の中、しっかりとした調整期間を取れないまま開幕するわけじゃないですか。それプラス、僕はあういうアクシデントがあって、というところなので。今はもう、しっかりとステップ、段階を経てまたマウンドに戻るんだという気持ちが一番強いですね。その中で60試合というシーズンなので、投手の使い方、起用方法もまた、新たなものが出てくるかもしれないですし、先発投手の球数についてもいろいろあると思うので、その中で自分ができることをまた見つけていって、チームに貢献できればいいかなと思います」
――日本でどんな環境で練習していたか。フォームも一新したが、中断の期間をどう過ごすことができたか?
「球場をお借りして調整はしていました。ブルペンは何回入ったのかな、10回以上入ったと思いますけど。そういった中で、投げていく中で自分なりにいろいろ感じたものがあって、ちょっとワインドアップで投げてみるかということで、今は投げてみているんですけど。そういうふうな変化をしたこともそうですし、そういうことに気付けた、こういうことをやってみようと思えたことがプラスですかね」
――60試合になったので、1試合の重さが変わった。加えて打球直撃のアクシデントがあり、今となっては、スロースタートで最後ポストシーズンに全力でいける感覚になっている?
「うーん。現状は今全くそういうことは考えられていないというか、考えていないというか。自分にとってどういうスタートになるかっていうのもまだ見えないので、考えられないですかね。シーズンは短いですけども、もちろんその一試合一試合の重みというものは、一勝の価値というものは、ショートシーズンになればなるほど多分、上がってくるとは思うんですけど。でも、マウンドに上がったらいつも言うように、自分の投球をするだけなので、一勝の重みがあるから、じゃあ力んでやろうとか、ということは自分の本来の姿から結局離れてしまうことになるので、自分のスタイルから離れてしまうことになるので。そういった気持ちはないですかね」
――打球が当たった後、日本からも、アメリカでも多くの選手らがメッセージを送っていた。
「いろんな人からそういうふうに心配していただいて、少しでも気にかけてもらえたことは、やはり、うれしい…うーん、幸せ、うーん。何て表現したらいいか、ちょっと何が適切なのかちょっと分からないですけど、いい気持ちにはなりますよね。そういうふうに思ってくれている人たちのためにも、またマウンドにしっかりと戻って、いいパフォーマンスを出すんだという気持ちにはさせられましたね」
――家族が一番の理由で日本に帰ったと言っていたが、日本で春、夏に家族と過ごせたことはある意味、充実していた?
「そうですね。まあ、この時期に日本にいたこと自体が7年ぶりですし、日本の梅雨を経験するのも何か久しぶりだなあ、という思いもありましたけども。でも、本当に家の中で過ごしていたので。もう、ほぼほぼ(笑い)。なので、いろんなことが充実したていたかと言われれると、そうではないですけど。状況が状況ですので。そういう過ごし方をしなければいけない。でしたけど、子供たちと、家族とあれだけ長い時間過ごせるということも今までなかったので、子供たちの成長を見続けられたというか。今までだと、遠征に行って帰ってきたら“こんなことができるようになっている”という状況だったのが、ずっと見ていられた、というところはありましたね」
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