阪神・原口17試合ぶり先発で存在感 マルテ代役で2安打2打点

[ 2019年7月18日 05:30 ]

セ・リーグ   阪神4―6中日 ( 2019年7月17日    豊橋 )

3回2死二、三塁、中前に2点適時打を放ち、ベンチに向かって手をあげる原口(撮影・大森 寛明)
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 快音を残した打球は一直線に三塁・堂上のグラブに収まった。4―4の7回2死一、三塁。勝ち越しの好機で2安打していた原口が打席に入った。抜群の勝負強さは周知の事実。豊橋の虎党のボルテージは最高潮となったものの、不運な三直で勝機は霧散した。

 「追いつかれた後の打席で何とかしたかったんですけど。得点圏で2打席凡退してしまったんで。苦しい時に打てないと、出ている意味がない」

 4打数2安打2打点の活躍にも口をつくのは反省ばかりでも、左膝痛で一時離脱中のマルテの代役として「5番・一塁」で存在感を見せた。6月20日の楽天戦以来、17試合ぶりの先発出場。2回に大山の先制弾が出た直後の第1打席で中前打を放ち、後半戦初安打を記録した。

 勝負強さを見せつけたのが、1―1の3回2死二、三塁の第2打席だ。阿知羅のスライダーをしぶとく中前にはじき返した2点適時打は、一時勝ち越しとなる価値ある一打だった。ただ、5回1死一、二塁では左飛。7回の三直と続けて走者を還せず、「チームを活性化させないと。勢いをつけるというか、そういうために出ていると思うので。また頑張ります」と表情を引き締め直した。

 マルテの状態が不透明で、異例の4人目の捕手として岡崎が昇格したように梅野も万全とは言えない。一方の原口は球宴での劇的な“2打席連発”をきっかけに打撃が上昇気配。大病を克服した不屈の男への期待がさらに高まってきた。(山添 晴治)

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