【岡山】倉敷工 “打点0”ながら4点を奪い白星 エース・石井が3失点完投

[ 2019年7月18日 17:10 ]

第101回全国高校野球選手権岡山大会 2回戦   倉敷工4―3津山商 ( 2019年7月18日    倉敷マスカット )

<岡山大会 倉敷工・津田商> 試合に勝利し声を張り校歌を歌う倉敷工の選手たち (撮影・後藤 大輝)  
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 春季岡山大会ベスト4のAシード・倉敷工が“打点0”ながら4点を奪い、35分間の雨天中断を挟んだ試合を制した。4回に敵失で1点を先制すると、6回にも津山商の2つの適時失策で2点を追加。7回には2死一、三塁から重盗を決めさらに1点を加えた。

 背番号「1」のエース右腕・石井礼真投手(3年)が3失点完投。9回1点差に迫られたが、最後の打者を二ゴロ併殺打に仕留め締めくくった。「中断で気持ちを切り替えることができた。低めに集めて打たせて取る最後は(二塁封殺後の遊撃手の)高田の送球を祈りながら見ていた」と安どの表情。見事併殺を完成させた高田は「肩には自信があるので、強いボールを投げようと思って送球した。ボールが来て、がむしゃらに投げた結果」と、アウトかセーフかの紙一重のプレーに胸を張った。

 なお、倉敷マスカットスタジアムで予定されていた2回戦第3試合の岡山学芸館―岡山大安寺中教校は雨天のため19日に順延となった。

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2019年7月18日のニュース