阪神・大山18試合ぶり一発 矢野監督は上昇期待「あとは勝負どころでどう打つか」

[ 2019年7月18日 06:57 ]

セ・リーグ   阪神4―6中日 ( 2019年7月17日    豊橋 )

2回無死、大山は左越えに先制ソロを放つ(撮影・大森 寛明)
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 猛虎の4番がお目覚めだ。大山は2回先頭で2ボールから阿知羅の直球を捉え、左翼場外へ先制弾を打ち込んだ。

 「自分の間合いでスイングすることができた」

 6月19日の楽天戦以来、18試合76打席ぶりの一発でチームに8イニングぶりの得点を呼んだ。阿知羅からは4月29日の対戦に続く2発目で、キラーぶりを発揮。昨季の自己最多に並ぶ11号で猛打の号砲を鳴らした。

 3回は2死一塁で変化球に食らいつき、左翼・アルモンテの前に落ちる二塁打で好機を拡大。続く原口の適時打を呼び込んだ。5回1死一、二塁では2番手・三ツ間の直球を左前適時打。一気の3安打で3試合ぶり5度目の猛打賞を決めた。7回2死一塁では福から中前打。昨年9月29日の中日戦以来、通算3度目の1試合4安打以上を記録した。

 球宴明けの2試合を無安打で終え、安打に飢えていた。試合前練習中には解説で球場を訪れていた山崎武司氏と話す機会に恵まれ、身ぶり手ぶりを交えて助言も送られた。最初は矢野監督も交じっての会話。監督が離れてからも約3分ほど、うなずきながら話に聞き入った。中日、楽天で一度ずつ本塁打王に輝いた通算403発の強打者。同じ右打者として新たな発見があったかもしれない。

 矢野監督は打撃上昇を期待し、4番としての役割も説いた。

 「こういうところから何かきっかけをね。あとは勝負どころでどう打つか。4番として打てなかったり、負けたりしたら、いろんなことを言われたりする。でも、そこで成長していけるところを期待したい」

 もちろん、思いは伝わる。大山は帰り道で表情を緩めず、「負けたので、すべてはそこです」と敗戦を全身で受け止めた。苦境の猛虎をどう救うのか。重責に真正面から向き合っていた。(長谷川 凡記)

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