JFE西日本・河野、49キロ差緩急で8回途中2失点 西武・渡辺GM高評価

[ 2019年7月18日 05:30 ]

第90回都市対抗野球大会第5日 2回戦   JFE西日本5―2日本製鉄広畑 ( 2019年7月17日    東京D )

8回途中2失点の好投を見せたJFE西日本の先発・河野 (撮影・西川祐介)
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 JFE西日本(福山・倉敷市)はプロ注目の最速151キロ左腕・河野竜生投手(21)が7回2/3を2失点と粘り、日本製鉄広畑(姫路市)を下した。

 河野は晴れやかな笑顔で試合後のハイタッチに加わった。「ひと安心です。僕が入ってから2年間、出ていなかったので」。過去2年は補強出場。社会人3年目で初めて自チームの一員として出場し、勝利に導いた。

 「変化球でかわすような今までにない投球だったけど、悪い中でもあれだけ投げられたことは自信にしたい」

 最速151キロの直球が最大の武器だが、予選後に疲労による左肘の張りを訴え、1週間のノースローを余儀なくされた。最速は145キロ止まり。スライダーと100キロ台、90キロ台と球速の異なる2種類のカーブを使い分け、最遅96キロと、最大49キロ差の緩急を駆使した。7回2/3を4安打2失点。プロ球団のスカウト陣も熱視線を送った。西武・渡辺久信GMは「悪いなりにゲームをつくれるクレバーさがある。(ドラフトで)上の方の選手では」と高く評価した。

 チームとしては6年ぶりの白星。「今日と変わらず粘り強く投げて、チームに勝利を持ってこられるように」と先を見据えた。 (大林 幹雄)

 ◆河野 竜生(かわの・りゅうせい)1998年(平10)5月30日生まれ、徳島県鳴門市出身の21歳。小1から野球を始め、投手と一塁手。鳴門第二中では軟式野球部。鳴門では3年連続夏の甲子園で先発し、3年夏は8強。17年に入社したJFE西日本では1年目から公式戦に登板した。1メートル74、85キロ。左投げ左打ち。

 ▼巨人渡辺政仁スカウト テークバックが見づらくてタイミングが取りづらい。緩急も使えるし先発でもリリーフでもいけるタイプ。

 ▼日本ハム山田正雄スカウト顧問 投げ方が良くて軸がしっかりしている。今日はちょっと球が高めに浮いていたが、低めにいけばもっと良い。

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