広島・大瀬良、自己ワースト4被弾 打線も精彩欠き…交流戦負け越し決定

[ 2019年6月20日 05:30 ]

交流戦   広島3―6ロッテ ( 2019年6月19日    マツダ )

6回2死、レアードに中越えソロを打たれた大瀬良 (撮影・奥 調)
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 広島・大瀬良大地投手(28)が19日、ロッテ戦(マツダ)で一発攻勢に屈した。自己ワーストの4本塁打を被弾し、7回途中8安打6失点(自責4)KO、悔しい4敗目を喫した。田中広を40試合ぶりに1番に戻した打線も反撃届かず3点止まり。交流戦は3勝9敗1分となり、5試合を残して2年連続の負け越しが早くも決まった。

 抜群の安定感を誇った主戦右腕でも、負の流れを止められなかった。イニングの先頭打者を打ち取りながら、ソロ本塁打ばかり自己ワーストの4被弾。そのうち3本が2死からの一発だけにダメージは大きい。大瀬良は重い口を開いた。

 「球の走りは悪くなかったけど、甘くなったところを逃してくれなかった。他の球種もそう。悔しいです」

 初回2死から中村奨に先制弾を浴びた。148キロの外角直球をバックスクリーン左へ。3回にも2死から荻野に140キロカットボールを打たれると、5回には田村に128キロスライダーを、6回にはレアードに143キロ直球を痛打された。

 佐々岡投手コーチはさすがに渋い表情だ。「防げる本塁打はあった。大地にはエースとして期待しているんでね」。昨季は27試合でリーグワーストの22被弾。今季は12試合で6被弾と改善され、ワンランク上の投球を披露していただけに痛い。

 大瀬良は7回も続投し、長短3連打に失策が絡んで2失点。なおも無死一塁の場面で姿を消した。「島内に迷惑をかけたし、つないでくれた中継ぎの人にも負担をかけた。申し訳ない」。今季初のイニング途中降板に苦渋の表情を浮かべた。

 打線は打線で精彩を欠いた。田中広を4月30日の阪神戦以来、40試合ぶりに1番として起用したが無安打。バティスタ、鈴木、西川の中軸も軒並み沈黙を続けた。高橋大ら抜てき組が奮闘しても、レギュラー陣がこの状態では苦戦は免れない。

 「(大瀬良を)ちょっと引っ張り過ぎた。ボールは悪くない? 4本打たれているからね」。緒方監督は珍しく采配の細部に言及し、主戦右腕に修正を求めた。交流戦はこれで3勝9敗1分。5試合を残して2年連続の負け越しが決まった。

 「自分たちの野球ができるように、みんなで明日からまた頑張りたい。ボク自身も、しっかりやり返せるようにやっていきたい」

 大瀬良はナインの思いを代弁し、リーグ戦再開後の名誉挽回を強く誓っていた。(江尾 卓也) 

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