阪神・矢野監督 ベンチで木浪に“公開説教” 消極的走塁で好機逸す

[ 2019年6月20日 20:59 ]

交流戦   阪神―楽天 ( 2019年6月20日    甲子園 )

<神・楽>8回1死二、三塁、木浪(0)に代走を告げる矢野監督(撮影・北條 貴史)
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 阪神が絶好のチャンスを逃した。1点を追う8回。先頭・木浪と代打・福留の連打で無死一、三塁まで攻め込み、楽天先発・石橋をマウンドから引きずり降ろした。問題はここからだった。

 続く近本が三塁への高いバウンドのゴロを放ったが、三塁走者の木浪はスタートを切れず。タイミング的にセーフの可能性は十分あり、何より消極的に見えるプレーだった。

 これに苦い表情を浮かべたのは矢野監督だ。続く糸原がカウント1―1になったところで、三塁の代走に江越を送り、ベンチに下がった木浪に対して、矢野監督が口頭で指導する場面がテレビ画面に映し出された。

 結局、糸原は代わったばかりの高梨の前に投ゴロに倒れると、続く糸井が四球で満塁としたが、4番・大山の打球は中堅フェンス手前で惜しくも捕球された。無死一、三塁という好機で得点を奪えなかった。

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