中日“2度打ち疑惑”巡り意見書提出へ 加藤球団代表「審判が独自にリプレー検証するべき」

[ 2019年6月20日 05:30 ]

交流戦   中日2―5西武 ( 2019年6月19日    ナゴヤD )

9回無死一塁、外崎の送りバントの際、リクエストを要求するも認められず森球審に抗議する与田監督(撮影・椎名 航)
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 中日・加藤宏幸球団代表が「2度打ち」疑惑をめぐり、意見書を出すことを明かした。

 2―2の9回無死一塁で外崎の犠打がバットに2度当たったように見えたため、与田監督が審判団と協議。だが、審判団は2度打ちを否定し、リクエストの対象外プレーのため、リプレー検証は行われず1死二塁で試合が再開された。与田監督は「審判の判断が間違っていたとするならば、大きな問題」と指摘。試合後に映像を確認した加藤代表は「2度打ちしているように見える。審判が独自にリプレー検証するべきでないか」と20日にNPBへ意見書を提出する方針を示した。

 
 NPBリプレイ検証制度「リクエスト」(抜粋)
 6・リクエストの行使ができないプレーは以下の通り。
 (1)投球判定(ストライク・ボール)
 (2)ハーフスイング
 (3)自打球
 (4)走塁妨害
 (5)守備妨害
 (6)インフィールドフライ
 (7)審判員より前方の打球(内野手より前方の打球)
 (8)ボーク(反則投球)
 【注】基本として審判員の判断に基づく判定は対象外とする。(走者に打球が当たる、ベースコーチの肉体的援助、走者の追い越し、反則打球、打者が故意に投球に当たりにいったかどうか、故意落球、危険球、ラインアウト、ファウルチップ等)

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