「交流戦男」西武おかわり、2戦連発で交流戦トップ200打点到達 通算400号あと4「早く打ちたい」

[ 2019年6月20日 05:30 ]

交流戦   西武5-2中日 ( 2019年6月19日    ナゴヤD )

9回1死満塁、中村は勝ち越しとなる中前2点適時打を放つ(撮影・椎名 航)
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 「交流戦男」が止まらない。西武・中村剛也内野手(35)が19日、中日戦で同点11号2ランを含む3安打4打点で逆転勝利の立役者となった。チームはこれまで4戦全敗だった今季の交流戦のカード2戦目に初白星を挙げた。中村は交流戦通算打点を202とし、歴代トップを独走。プロ通算本塁打も396とし、大台にあと4と迫った。

 2―2の9回1死満塁。打席には交流戦男でもあり、満塁男でもある中村がいた。「前の打者がつないで好機で回ってきたので、何とか走者を還すことだけを考えていた」。大野雄の2球目を振り抜くと、打球は左中間へ飛んだ。2走者が生還して勝ち越し。この一打で、1位を独走する交流戦通算打点を202に更新した。

 通算18度の満塁本塁打を放ち、2位で15本の王貞治をしのぎ歴代1位。今季の交流戦では、満塁で5打数4安打10打点と無類の強さを見せている。ただ、本音は違う。14日のヤクルト戦で今季2本目の満塁弾を放った際、意外にも「満塁は苦手。打たなきゃという感じになるので、あんまり好きじゃない」と、こぼした。それでも「点を取るのが打者の仕事」と、役目を全うし続けて今がある。

 2点を追う7回には2死三塁から左腕の139キロツーシームを捉え、逆方向の右翼席へ突き刺した。2戦連発で、歴代単独2位の「229人斬り」とする同点11号2ラン。これが節目の交流戦通算200打点となり「あの球は狙っていた。引っ張りにいったらゴロになりやすい球だったので、右側を少し意識して振った。今日は良い打撃ができた」とうなずいた。前日18安打の打線が6回まで中村の放った1安打に抑えられ、2点を追い掛ける展開。それだけに、辻監督は「あの2ランは大きかった。よし、いけると。合計で4打点?ありがとうございます」と感謝した。

 これで、過去19人しか達成していない通算400本塁打まであと4本。普段は「記録は意識することはない」と言い切る中村だが、400号に対しては「早く打ちたい。早く達成したいというのはある」と語気を強めた。大台到達は遠くなさそうだ。(武本 万里絵)

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