大谷に聞く 今季14度目マルチ&盗塁も決め「体は動いてきている」

[ 2019年6月20日 13:50 ]

ア・リーグ   エンゼルス11―6ブルージェイズ ( 2019年6月19日    トロント )

敵地ブルージェイズ戦の6回、左翼線へ二塁打を放ったエンゼルスの大谷翔平
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 エンゼルスの大谷翔平投手(24)が19日(日本時間20日)、敵地トロントでのブルージェイズ戦に「3番・DH」で先発出場。6打数2安打1盗塁1三振という内容で2戦ぶり今季14度目のマルチ安打をマークし、打率を.277とした。試合はエ軍が11―6で勝利し、3連勝で貯金を1とした。

 【試合後の主な一問一答】

 ――チームは大勝。アップトンら主軸がケガから戻ってきて、打線のつながりを感じるか。

 「ずっと打線は状態良いんじゃないかなと思います。まぁ、アップトン選手が帰ってきてからも、より厚みが出てきているんじゃないかなと思うので、シモンズ選手も帰ってきますし、もっともっと良い打線になるんじゃないかなと思います」

 ――今日の6打席を振り返って。

 「アウトも比較的、悪くはなかったので、良い打席が多いんじゃないかなと思います」

 ――6回2死から打った二塁打の場面。打ったときか二塁打を狙っていたのか。それとも打球判断でいこうと思ったのか

 「いけるとは思いました。回る前からもういくと決めてましたし、ある程度、飛ばしていければ、十分間に合うんじゃないかなと思いました」

 ――打撃の状態。上がっているところ、下がっているところについて

 「1打席、1打席、毎回言ってますけど、良い悪いがあるので、そこ次第かなと思います」

 ――盗塁も決めた。スピードあるプレーもここ最近で出始めている。

 「体は動いてきているんじゃないかなと思います。復帰当初に比べると。しっかり一塁までも、良いタイム出ていると思いますし、二塁までも、しっかり滑るまで、良いタイムが出ているんじゃないかなと思っています」

 ――走塁に関して徐々に試合勘が戻ってきているか。

 「盗塁があればけっこうフォアボールも出したくはないと思いますし、それだけ甘い球も来るようになるので、良い好循環になるんじゃないかなと思っています」

 頭から帰塁できない、リード(歩幅)が限られている中での盗塁は難しい。

 「盗塁のスキルはそんなにないと思っているので。単純にいけると思ったら走っているだけですし、多少スタートが悪かったりとかしたら戻りますけど。とにかく走るっていうだけかなと思います」

 ――トラウトが2発含む3安打7打点。かなり好調だが、自身への影響について。

 「いや、良いんじゃないですか。それがチームにとって最高の結果じゃないかなと思うので。前でのびのびこう打って、その陰に隠れて。で、いいんじゃないかなと思います」

 ――試合中、指を気にするような仕草があったが。

 「指ですか。いや、気にしていないです」

 ――前日は約2週間ぶりにキャッチボール。体の張りは問題なく。

 「明日もやるとは思いますし、キャッチボールというか、ピッチングのプログラムはゆっくりなので、そういう感じで進むんじゃないかなと思います」

 ――違和感は。

 「昨日はかなり軽めだったので、何も感じずに普通にやりました」

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